ノースランド・パワー新体制
2021-10-05 15:00:06
ノースランド・パワー、アジアの成長を担う新M&Aディレクターの就任
ノースランド・パワー、アジア地域に新たな力を迎える
ノースランド・パワーは、アジア地域担当のM&Aディレクターにワン・サン・タン氏が就任したことを発表しました。この新しい役職により、タン氏は同社の再生可能エネルギー事業の飛躍をサポートする重要な役割を担います。
経験豊富なタン氏の経歴
タン氏は、シンガポール国立大学で会計・金融の学士号を取得し、金融業界でのキャリアを築いてきました。特に、三井住友銀行シンガポール支店ではプロジェクト・ファイナンスを専門としており、その後は香港のナティクシスでインフラ・セクター・ソリューションに関するバイス・プレジデントとしても活躍してきました。この豊富な経験により、タン氏はM&Aアドバイザリーやプロジェクト・ファイナンスの分野で確固たる実績を持っています。
アジア市場での再生可能エネルギー事業拡大
任命されたタン氏は、主に洋上風力発電に焦点を当て、新規プロジェクトの獲得や市場のパートナーとの戦略的な提携を進めていく予定です。彼はデビッド・ポヴァル開発担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントの直下で、香港を拠点に活動し、アジアでの事業拡大を加速します。
ポヴァル氏は、タン氏の就任について次のように期待を寄せています。「タン氏を当社のチームに迎えることができ、大変嬉しく思います。彼の豊富な経験は、アジア市場における再生可能エネルギープロジェクトの開発と実行にとって大きな資産となるでしょう。」
ノースランド・パワーのビジョン
タン氏自身も、「ノースランド・パワーの一員となり、地球環境や地域社会に配慮した事業展開に貢献できることをうれしく思います。アジアでの成長目標の達成に向けて全力を尽くす所存です。」と意欲を燃やしています。
ノースランド・パワーは、アジアにおける具体的なプロジェクトとして台湾沖の海龍(ハイロン)洋上風力発電プロジェクトの開発に関与しています。このプロジェクトは出力計1,044MWを見込んでおり、2022年に最終投資判断が下されました。初期運転は2025年を目指しています。また、日本(出力計1,500MW)や韓国(出力計2,500MW)でも洋上風力発電プロジェクトに取り組んでいます。
ノースランド・パワーの概要
1987年に設立されたノースランド・パワーは、クリーンな再生可能資源から電力を生産し、クリーンエネルギーへの移行をサポートする企業です。洋上風力発電分野では世界的なリーダーとして知られており、現在はカナダのトロントに本社を置き、13カ国にプロジェクト展開を行っています。事業は、陸上再生可能エネルギーや太陽光発電など多岐にわたり、その稼働中の設備容量は3.2GWに達しています。
今後のノースランド・パワーの活動から目が離せません。タン氏の指揮のもと、アジアでの再生可能エネルギー事業の新しいステージが切り開かれることでしょう。
会社情報
- 会社名
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Northland Power Development Services Japan株式会社
- 住所
- 東京都港区西新橋1丁目16番7号三甲新橋ビル5階
- 電話番号
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