移動型サウナバス「サバス」3号車が登場
2025年の夏、静岡を舞台に新たなサウナ体験を提供する「サバス」3号車が完成する予定です。このサバスは、株式会社リバースが日本最大のサウナ検索サイト「サウナイキタイ」との協力により実現したプロジェクトの一環です。
サバスとは?
「サバス」は、引退した路線バスを改造した移動型のサウナバスです。サービスは2022年の3月から始まり、これまでに1号車と2号車が運行されています。1号車は関西を拠点に、神姫バス株式会社で運行されていたバスを改装し、多くのイベントで人気を博しました。2号車は関東用として2024年に完成し、東急バスの車両を改造したものです。この2号車も、静岡や群馬、栃木などで体験可能でした。
3号車の特徴と製作背景
新しい「サバス」3号車は、静岡の名産である「お茶」をテーマにしています。サウナ室のデザインは茶畑を想起させ、富士山や広がる茶畑の美しい景色を鑑賞しながらリラックスできる空間を提供することを目指しています。これにより、ただのサウナ体験だけでなく、静岡ならではの自然を感じられる贅沢な時間を過ごすことができます。
車両は静鉄バスの運行されていたバスを改装する予定で、これまでのサバスには無い独自の雰囲気を創出します。加えて、サウナを愛する人々が集い、共に楽しむことができるスペースとしても機能することが期待されています。
株式会社リバースの挑戦
株式会社リバースの設立者である松原安理佐は、神姫バスでの経験を生かし、バスの新たな使い方を模索してきました。「人を運ぶ」だけではない可能性を見つけ、移動型サウナのような新しいサービスの提供を通じて地域活性化や社会貢献を目指しています。その理念が「RE BUS(バスの再生)」や「RE BIRTH(生まれ変わらせる)」という意味に込められています。
さらに、リバースはサウナバスの他にも、託児所やシャワー施設、キッチンなども展開する可能性があり、様々な社会課題の解決に取り組む姿勢を見せています。
サウナイキタイとの関係
サウナイキタイは、日本初のサウナ専門の検索サイトとして、全国14,000件以上のサウナ施設を紹介しています。ユーザーはサウナの具体的な施設情報を取得し、自分好みのサウナを選べます。サウナ体験を記録できる「サ活」機能や、サウナ情報を共有するマガジンなど、サウナ文化の普及にも寄与しています。
「サバス」3号車の製作を通じて、リバースとサウナイキタイは新しい形のレジャーとしてのサウナ体験をもっと身近に、そして楽しくするために共に取り組んでいます。
期待される未来
静岡での「サバス」3号車の完成は、多くのサウナファンや観光客にとって新たな魅力となるでしょう。静岡の自然との融合をテーマにした移動型サウナバスは、他にはない特別な体験を提供し、訪れる人々にとって忘れられないひとときを生むことが期待されています。今後の詳細発表に注目が集まる中、準備が進められています。以下に関連する情報のリンクを示します。