福岡県のFCバス実証運転が終了
福岡県では環境に優しい次世代エネルギーの実現を目指し、2023年から予定されていたFC(燃料電池)小型バスの実証運転が2026年3月31日をもって終了します。この取組は、福岡県、Commercial Japan Partnership Technologies(CJPT)、九州旅客鉄道(JR九州)の3社が連携したプロジェクトの一環であり、水素社会の実現に向けた一歩として注目されています。
プロジェクトの概要と意義
このプロジェクトは、ことの発端として2022年12月に結ばれた「水素社会実現に向けた商用FCモビリティ普及に関する連携協定」から始まりました。2023年11月から約2年間、ひこぼしラインの日田彦山線で、環境を考慮したFC小型バスを実際に運行し、その有用性を検証してきました。このバスはトヨタ自動車の製品で、CO2を排出せずに走行できる特性があります。
ラストラン特別運行イベント
プロジェクトの終了を目前に控えた2026年3月、FC小型バスのラストラン特別運行が行われます。この特別運行イベントは以下の通りです。
- - 開催日: 2026年3月1日(日)
- - 時間: 12:30~15:30
- - 場所: オークホール第2駐車場(田川郡添田町庄952)
- - 参加費: 無料(申込不要)
このイベントでは、特別デザインのバスが披露され、来場者には限定ノベルティが配布される予定です。この機会に地域の皆さんにFC小型バスの魅力を直接体験していただけます。
ラストラン運行の詳細
ラストランの期間は2026年3月3日(火)から同年3月31日(火)までの約1ヶ月間に渡ります。この期間中、特別装飾されたバスが運行され、乗車された方にはここでしか手に入らない特典が用意されています。具体的には、FCバスに乗車することで「BRTひこぼしカード」という限定ノベルティが配布されます。このカードは、乗車ごとに一人一枚限り配布され、降車時に運転士にお声がけすることで入手できます。
未来への期待
このプロジェクトを通じて地域交通へのFCモビリティ導入の可能性が広がり、環境性能の高い交通手段が普及することが期待されています。福岡県では今後もこのような取り組みを継続し、持続可能な社会を目指していく姿勢が見られます。バスのラストランは単なる終了ではなく、新たなスタートへの足音でもあります。地域の皆さんもぜひこの機会にFC小型バスに乗車し、その新しい可能性を体感していただきたいと思います。