杉の木に秘めた物語たち
2026年9月25日、芸術と文学の融合を象徴する雑誌『芸術新潮』が新たな1ページを迎えます。特集内容は、小野不由美の代表作『十二国記』を大特集し、彼女自身による新刊短編集『幽冥の岸』の発売を祝います。何といっても、今回の特集の目玉は、萩尾望都という少女マンガ界の巨匠との貴重な対談です。
対談の背景
萩尾望都と小野不由美は互いの作品に強く影響を受け合い、尊敬し合う関係にあります。幼少期から萩尾作品のファンであり続けた小野は、今回の対談で『十二国記』の魅力や物語創作の背景について熱く語ります。また、萩尾も自身の作品のエッセンスに『十二国記』の影響を感じているようで、その関係性は驚くほど深いものです。お互いの視点から描かれる文学の美しさは、読み手に新たな発見をもたらすことでしょう。
「十二国記」絵師・山田章博さんのインタビュー
特集の中では、35年にわたり『十二国記』シリーズの挿絵を描き続けてきた山田章博さんのインタビューも掲載予定。彼が手がけた新作『幽冥の岸』の美麗なイラストに秘められた創作プロセスや、作品をご覧になる際の観点について、お話を伺います。山田さんがどのようにしてファンタジーの世界を視覚化しているのか、その手法が明らかにされる瞬間は見逃せません。
ミュージカル『十二国記』が生まれるまで
また、2025年から東京に始まり、福岡や大阪、愛知での上演が予定されているミュージカル『十二国記 ‐月の影 影の海‐』についても詳しく報告します。主演の柚香光さんをはじめ、様々なスタッフやキャストのインタビューを通じて、舞台がどのように創り上げられたのか、その裏にあるドラマも語られます。このミュージカルは、物語の魅力を舞台上でどう表現するのか、観客にとって新たな楽しみと感動を提供する機会となるでしょう。
芸術新潮の歴史とその役割
『芸術新潮』は1950年に創刊され、以来アートと歴史を見つめ続けてきた高品質なアートマガジンです。「暮らしはアートである」という理念のもと、建築から古美術、現代アートまでを独自の視点で紹介しています。今回の「十二国記」特集も、その理念を体現したものと言えるでしょう。
新作やミュージカル、さらには両作家の対話によって描かれる物語の深み、一つ一つのページが魅力に満ちています。9月25日、全ての文学ファン、アートファンにとって見逃せない号が発売されますので、ぜひご期待ください!