高品質な映像とデータ伝送を実現する新型光ファイバUSB-Cケーブルの魅力
2025年8月26日、株式会社エーディテクノが新しい「AUC2」シリーズの光ファイバUSB-Cケーブルを発売します。この製品は、DP Alt Mode(DisplayPort Alternate Mode)とUSB 3.2 10Gデータ、さらにPower Deliveryに対応しており、プロフェッショナルな映像・データ運用環境に最適です。ここでは、AUC2シリーズの特長や技術的な利点について詳しくご紹介します。
多彩なラインナップと基本性能
AUC2シリーズは、7.5m、10m、15mの3つの長さで展開され、ユーザーのニーズに応じた柔軟な選択が可能です。この光ファイバケーブルは、USB 3.2 Gen2(10Gbps)およびDisplayPort 2.1規格(DP40:UHBR10)に対応しており、8Kおよび4K映像信号を高品質で伝送できます。OM3準拠のガラス光ファイバを使用することで、優れた耐ノイズ性と安定した通信性能を実現しています。
高速データ通信と電力供給
このケーブルの特筆すべき点は、最大60Wの電力を供給できるUSB Power Deliveryに対応していることです。これにより、MacBookやChromebookなどの最新PCを大電力で充電しながら、同時にデータや映像を伝送できます。
また、AUC2シリーズは光ファイバと銅線のハイブリッドケーブル構造を採用し、USB 3.2 Gen2による高速データ通信や映像伝送に光ファイバを使用する一方、USB 2.0/1.1通信や電力伝送には銅線を使用しています。この仕組みにより、最大15mの長距離伝送とUSB-Cの機能を最大限に活かすことが可能です。
自動切り替え機能
特に注目すべきは、映像伝送とデータ通信を同時に行う際に、接続されたホストやデバイスに応じて自動的に伝送モードを切り替える機能です。「映像:DP2.1(8K) + データ:USB 2.0」または「映像:DP1.4(4K) + データ:USB 3.2」にスムーズに切り替わり、使用環境に最適な互換性と通信速度を実現します。
煩わしい方向指定を解消
従来のアクティブオプティカルケーブルでは、USB通信の方向性が固定されている場合が多く、使用制限がありました。しかしAUC2シリーズでは、高速光変換ICと6本の高性能光ファイバを搭載することで、USB3.2でのデータ通信に双方向接続が可能になりました。この技術革新によって、さまざまなUSB機器との接続が簡単になり、ユーザーに対してより柔軟な使用体験を提供します。
EMC性能の向上
さらにAUC2のコネクタ部は、金属製の筐体を使用しており、外部ノイズの侵入や内部のノイズ漏洩を抑制しています。ケーブル内部にもシールドが施されており、医療機器や高ノイズ環境でも安心して使用できる高いノイズ耐性を誇っています。
幅広い用途に対応
この新しいUSB-Cケーブルは、会議室でのタブレット端末やノートPC、Webカメラ接続などのデータ・映像伝送、大型ディスプレイでの映像表示、さらにイベントやライブ配信にも最適な高性能接続ソリューションを提供します。
まとめ
AUC2シリーズは、さまざまな環境で利用できる高品質の光ファイバUSB-Cケーブルであり、安定した映像・データ伝送を実現します。特に、プロフェッショナルな映像運用やイベント映像の伝送において、その性能は大きな強みとなるでしょう。これからのテクノロジーや映像の進化に欠かせない製品です。詳細は、
製品紹介Webサイトをご覧ください。