宇治市の起業支援プログラムの新たな形
Socialups株式会社は、新潟市に本社を置く起業家支援を専門とする企業で、2023年に宇治市にて新しい形の起業支援ワークショップ「スタートアップパスポート」(以下、スタパス)の単独トライアルを実施しました。これは、宇治市産業振興課と宇治商工会議所が協力し、創業を志す人々へ向けて実践的な知識とスキルを提供することを目的としています。
スタートアップパスポートとは?
スタパスは、完全オンライン形式で1回2時間、全5回から構成されるワークショップです。参加者は、起業のために必要な知識を動画教材を通して学び、さらに個別面談機会を2回持つことができます。このプログラムは、起業を考えている学生や副業から法人化を目指している社会人たちにとって非常に貴重な学びの場とされています。
参加者の反響
トライアルは定員が10名で、募集開始から数日で満席となりました。参加者からは、事業計画の策定に必要なスキルが向上したとの声が多く聞かれ、特にデジタルツールであるCanvaやGoogleスプレッドシートの使用スキルも大いに向上したと評価されています。
最終日には、参加者が自らの事業プランをプレゼンテーションし、単なる知識の習得にとどまらず、自分のアイデアを発表する機会も与えられました。このようなアウトプットの機会が参加者の成長を促し、非常に充実したプログラムであることを実感させてくれました。
地元の関係者からの評価
宇治市の産業振興課に所属する北川誠晃氏と小松原紀一郎氏は、トライアルを振り返り、参加者の成長が目に見えるものだったとコメントしました。また、オンライン開催であったため、職員の準備もスムーズで、参加者にとっても仕事が終わった後に気軽に参加しやすい環境であったと好評を得ています。
Socialupsの使命とは
Socialupsは「すべての個人と組織の選択肢を豊かにする」というミッションを掲げています。特に新潟を中心に、起業家や社内起業家への支援を行い、創業に必要なイベントの開催や伴走支援にも力を入れています。具体的には、新潟県内の地域課題に基づいた企業誘致活動や新規事業創出プログラムの運営など、幅広い活動を行っています。
最後に
今回のスタパスは、起業家予備軍にとって心強いサポートであることは間違いありません。スキル習得に加え、他の参加者とのネットワーク構築や意見交換も期待できるため、次回の開催にも注目が集まるでしょう。詳細はSocialupsの公式サイトで確認できますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。
詳細はこちらから
Socialupsは、今後も新しい企画を通じて創業支援を拡充し、地域に根ざしたビジネスの発展に寄与していくことが期待されています。