令和7年度東京エコビルダーズアワードの受賞
2023年11月27日、旭化成ホームズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大和久 裕二)は、東京都主催の「令和7年度東京エコビルダーズアワード」で、3つの賞を受賞しました。具体的には、「リーディングカンパニー賞」、「ハイスタンダード⁺(プラス)賞」、「ハイスタンダード賞」というトリプル受賞です。このニュースは、多くの方々に持続可能な建築へ向けた企業の取り組みを改めて考えさせる良い機会となっています。
東京エコビルダーズアワードとは
このアワードは、環境性能の高い建物の普及を目指す事業者を称えるもので、「建築物環境報告書制度」に認識を持つ企業をしっかりと支援することを目的としています。脱炭素社会の実現を志向する中で、このような試みは非常に重要です。
受賞部門についての詳細
- - リーディングカンパニー賞: フォーカスを置くのは企業が実施する脱炭素化策で、総合・分譲・賃貸部門において優れた業績を残した事業者に授与されます。
- - ハイスタンダード⁺賞: 省エネ性能や再生可能エネルギー設備における基準をクリアした企業が表彰されます。
- - ハイスタンダード賞: 同じく省エネに関連した基準を達成した企業が対象です。
次世代サッシ開発による脱炭素化の推進
旭化成ホームズは、次世代の断熱性能を追求して「ロングライフ次世代複合サッシ」という新しい製品を開発しました。これにより、一般的なサッシの障害となっていた防火性やデザイン性を損なうことなく、高い断熱性能を実現しています。
この新サッシは、耐火性と耐久性を兼ね備えており、複雑な構造の住宅でも使用できる設計となっています。具体的には、3階建てや4階建てに対応し、断熱等級6を達成することができました。これにより、居住空間はもちろん、環境性能の向上にも寄与しています。
蓄電池と太陽光発電のセット採用を推進
最近の自然災害の増加に伴い、家庭の停電リスクも高まっています。そのため、旭化成ホームズは、全負荷対応の蓄電池を提供し、太陽光発電との組み合わせを積極的に推進しています。この取り組みは、自宅で安心して生活できる環境を整えることを狙っています。
特に、2024年度の実績においては、東京都内の住宅における太陽光発電の搭載率が93%に達し、蓄電池の標準搭載率も82%となる見込みです。このように結果がすぐに出る取り組みが評価されています。
最終的な目標と展望
旭化成ホームズは、今後も人々の生活を支える商品やサービスを提供し続けながら、カーボンニュートラルの実現に向けて努力していきます。企業活動を通じて、サステナブルな未来に向けた重要な役割を担う姿勢を貫いていくことでしょう。
このような努力が評価されたことは、企業の使命感や社会的責任が十分に認められたことであり、今後も更なる発展を期待することができます。