新たな中小企業支援
2025-04-03 10:25:45

中小企業支援の新たな波、株式会社フォーバルが提案する「きづなPARK」の全貌

中小企業支援の新たな波、株式会社フォーバルが提案する「きづなPARK」の全貌



株式会社フォーバルは、ITトレンドエキスポ2025において、中小企業向けの新サービス「きづなPARK」を発表しました。この特別講演の中で、同社は中小企業が直面するさまざまな課題に対応するため、経営情報をデータとして可視化する重要性を強調しました。特に、赤字脱却を目指し、経営改善に向けた支援サービスがどのように役立つのかについて詳しく説明がありました。

中小企業が抱える課題



株式会社フォーバルの執行役員であり、きづなPARKの統括部長を務める今西了一氏は、講演の中でコロナ禍を経た中小企業の資金繰りについて触れました。回復傾向にあるとはいえ、決して楽観的な見通しを持つわけにはいかない現状があると指摘しました。「多くの企業が、人材不足、情報不足、及び資金不足の三重苦に直面しており、特にデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みは進んでいるものの、効果的な成果を上げられていないのが現実です」と彼は述べました。このような課題を克服するために、まるで専門医にかかるような感覚で企業も専門家の助けを求める必要があるのです。

きづなPARKの役割



「きづなPARK」はその名の通り、中小企業の情報を分かりやすく可視化し、経営者が戦略を立てる際に必要な基盤を提供することを目的としています。このプラットフォームは、財務情報だけでなく非財務情報も扱い、経営者が客観的に自社の状況を把握できるようにサポートします。これにより、企業は経営改善に向けた各種レポートを生成し、具体的な解決策を得ることが可能になります。

また、企業ドクターによる伴走型のサポートも行われ、個々の企業に応じた改善策を提案することが特徴です。現状分析や課題設定、そして目標達成のためのスコアリング向上までを包括的に支援するこの仕組みは、多くの企業にとって大きな力となります。

成功事例の紹介



今西氏は「きづなPARK」の効果について、いくつかの成功事例も紹介しました。特に、東村山市におけるDX推進事例が挙げられました。ここでは、働く女性たちを対象とした支援を通じて、企業のDX推進度が12.4ポイント向上する成果を上げました。このように、産官学金の各セクターが連携しながらネットワークに重点を置いた伴走型支援がいかに重要かを訴えました。

フォーバルの概要



フォーバルは、1980年に設立された企業で、資本金は41億50百万円で、主に中小企業向けに情報通信や海外環境、人材・教育などの5つの分野に特化したコンサルティングサービスを展開しています。この会社は、政府が掲げるグリーンやデジタルの推進を受けて、全国の企業と連携しながらDX人材を養成する「F-Japan」構想も推進中であり、地域経済の活性化を目指しています。

今後、株式会社フォーバルの「きづなPARK」が多くの中小企業にどれだけの影響を与えるのか、その成長に注目が集まっています。詳しい情報はこちらからご覧いただけます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
株式会社フォーバル
住所
東京都渋谷区神宮前五丁目52番地2号 青山オーバルビル14階
電話番号
03-3498-1541

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。