ホクレンがkintoneを活用した事業拡大の成功事例
ホクレン農業協同組合連合会は、ドローンを使った農薬散布業務の効率を大幅に向上させるため、サイボウズ株式会社のノーコードツール「kintone」を導入しました。この導入によって、業務のデジタル化を促進し、事業規模を従来の三倍に拡大することに成功しました。
1. Kintone導入の背景
ホクレンは、JAグループ北海道において農業関連事業を担っています。同社は、長期ビジョン「Vision2030」の下、業務改革を進める中で、農薬散布業務における生産者の負担軽減や労働不足への対応を考慮しました。これまでの業務は、電話やメール、Excelなどのアナログ手法が中心で、混乱を招くことが多々ありました。そこで、kintoneの導入が決定されたのです。
2. kintoneの導入プロセス
導入後、ホクレンはkintoneにより、農薬散布業務における受発注をスムーズに行えるシステムを構築しました。特に、外部組織との共同作業を可能にする「ゲストスペース」の機能が大いに役立ちました。この機能により、請求内容の照合作業が従来の5〜6時間からわずか15分に短縮され、業務の効率化が図られました。
3. 労働時間の削減と自動化の実現
更に、kintoneを活用することで、ホクレンは約5,000件の契約書作成に関する業務を自動化しました。法改正により必要となった契約書も、同システムを通じて迅速に生成できるようになり、234時間の労働時間が削減されたのです。この自動化プロセスは、登録内容と添付書類の照合までを含んでおり、導入以降はミスがゼロになりました。また、利用者は24時間体制で情報を確認・修正することができるため、問い合わせも大幅に減少しました。
4. 情報共有とDX推進の取り組み
デジタル推進課では、kintoneを使用し、外部との情報共有が可能な環境を整えることで、グループ全体のDXを加速させる取り組みを行っています。2025年度以降は、情報共有ポータルを利用して、グループの業務改善やDX情報の発信を強化する予定です。これにより、『つくる人を幸せに、食べる人を笑顔に』を掲げるコーポレートスローガンの実現に近づくことを目指しています。
5. まとめ
ホクレンによるkintoneの活用は、農業分野におけるデジタル化の成功例として注目されています。この事例は、他の企業や組織にとっても参考となるものであり、業務効率化やビジネスの拡大に向けた新たな道を示しています。kintoneでの成長は、ホクレンの今後の展望をさらに広げるものとなるでしょう。
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