サステナブル内装材
2023-07-19 09:40:01

サステナブルな内装材が登場!新たなデザインと品質の融合

新しい内装材の誕生



2023年6月30日、岐阜県大垣市に本社を置くイビケン株式会社は、環境に配慮した内装材の開発プロジェクト「IBIKEN Sustaina-Lab(イビケンサスティナラボ)」を発表しました。これに伴い、革製品の製造過程で生まれた端材から作られた再生レザー「UP-BORN LEATHER」と、高級天然木の突板から再生されたピース状壁面材「PIECE WOOD」が新たにラインナップに加わりました。

再生レザー「UP-BORN LEATHER」



近年、サステナビリティの重要性が高まっていますが、革製品の製造過程で発生する端材は大量に廃棄されてしまう問題があります。イビケンは、この端材に着目し、粉砕して再形成することで新素材「UP-BORN LEATHER」を開発しました。この素材は独特な風合いを持ちながら、リアルレザーでは不可能なシームレスな表現を可能にします。

具体的には、全長15メートルの継ぎ目のない大判素材を提供できるため、広い面積での使用が可能です。また、約60%の本革の端材を使用することで、手触りもリアルレザーに近い仕上がりとなっています。バリエーションには7色のダルトーンが揃い、落ち着きのある色合いで高級感を演出します。

さらに、ベニヤや合板、MDFなどに貼って使うことも可能で、様々な家具デザインに豊かな表情をもたらします。価格は10,000円/㎡からで、手軽に取り入れやすいのが特徴です。

ピース状壁面材「PIECE WOOD」



次に紹介する「PIECE WOOD」は、捨てられがちな高級木材の突板端材を基材にして作られた、天然木の風合い豊かなピース状壁面材です。家具製作の過程で発生した割れや節のある端材を再利用することで、新たなデザインの可能性を生み出しました。

ユーザーは、クラシックタイル、ヘリンボーン、ヘキサゴン、ブリックといった4つの形状を選び、高級感あふれる異なる木目の表情を楽しむことができます。標準ではクリア塗装マット仕上げですが、希望に応じた着色塗装も可能となっており、インテリアに合わせて一層のオリジナリティを加えることができます。

イビケンの取り組みと展望



イビケンは、これらの新素材を通じて、環境に配慮した持続可能な社会の実現を目指しています。デザインとサステナビリティが融合した内装材は、今後のインテリアデザインに新たな価値をもたらすでしょう。

これらの製品に興味がある方は、イビケンの公式サイト【https://ibiboard.jp/product/sustainalab/】をご覧ください。サステナブルな選択が、あなたの空間に新たな息吹を吹き込むことでしょう。

会社情報

会社名
イビケン株式会社
住所
岐阜県大垣市河間町1丁目60番地
電話番号
0584-74-3355

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