岡山大学がオンラインで地域史の可能性を探る研究会を開催

岡山大学が地域史研究の新たな可能性を探る

2025年7月13日、国立大学法人岡山大学の文明動態学研究所がオンラインにて、災害文化と地域社会形成史に関する第26回研究会を開催します。このイベントは「地域史研究の可能性」をテーマに、地域の歴史や文化を深く掘り下げ、研究者同士の知見を交換する貴重な機会となります。

イベントの詳細

本研究会は、午後1時30分から午後5時まで、Zoomプラットフォームを利用して行われます。多くの方々に参加していただくことを期待しており、特に地域の歴史に興味がある方には必見のイベントです。

プログラムの内容

研究会では、以下の2つの発表が予定されています。

- 松下正和（神戸大学）による「災害の記憶と記録の継承活動について - 住民参加型のアプローチ」では、地域社会がどのようにして災害の記録を継承し、住民参加を促すかについて議論されます。
- 今津勝紀（岡山大学）は「吉備古代史研究序説 - 地域から列島社会の複雑化を考える」に関し、地域の歴史が持つ多層的な意義について考察します。

これらの発表を通じて、地域史研究の幅広い視点と、新たなアプローチが提案されることでしょう。

申し込み方法

参加を希望される方は、以下のリンクからお申し込みが必要です。
申し込みフォーム

また、詳細なイベントのポスターも下記のリンクよりご覧いただけます。
ポスターダウンロード

岡山大学の地域貢献

岡山大学は「災害文化を内包する地域の記憶継承に資する地域歴史資料学と地域形成史の構築」のため、科学研究費によるプロジェクトを進めています。これは地域社会の記憶を保存し、次世代に伝えるための重要な取り組みです。

地域の歴史を知ることは、地域社会の発展にもつながります。この研究会が、地域の歴史や文化を再考し、さらなる研究の進展を促すきっかけとなることを期待しています。参加者の皆様がこの機会を通じて新たな知見を得ることができることを願っています。