トリドールHDが開催した第4回持続可能ビジネスコンテスト
株式会社トリドールホールディングス(東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:粟田 貴也)は、11月7日(木)に本社オフィスにおいて「第4回トリドール持続可能ビジネスコンテスト」を開催しました。このコンテストは、大学生たちにソーシャルビジネスの課題解決力を養うことを目的としており、収益性を維持しながら実現可能なアイデアを経営陣にプレゼンする機会を提供しています。
コンテストの概要
本大会は、過去最多の14大学から40チームが参加し、書類審査を通過した5チームがファイナリストに選出されました。最優秀賞には文教大学の「丸箸」プロジェクトが栄冠を獲得し、審査員特別賞には文京学院大学の「うだんご」プロジェクトが選ばれました。トリドールHDの経営層と学生たちが協力し、プロジェクト実現に向けてさらなる検討を行うことが期待されています。
イノベーティブなプロジェクトの紹介
ファイナリストたちが提案した多彩なプロジェクトは、持続可能な社会に向けた新たな視点をもたらしています。
【最優秀賞】文教大学 田中ゼミナール「丸箸」プロジェクト
このプロジェクトは、震災復興と伝統工芸技術の保護を目指し、丸亀製麺オリジナルの「丸箸」を開発しました。能登半島の復興支援や国産材の利用を通じて、地域活性化に貢献することを狙っています。売上の10%は震災支援に使われる予定です。
【審査員特別賞】文京学院大学 粟屋ゼミナール「うだんご」プロジェクト
廃棄寸前のうどんを活用した団子「うだんご」を提案。フードロス問題に対して取り組み、環境保護に寄与することを目指しています。
昭和女子大学「丸亀 ECO スタイル」プロジェクト
プラスチック使用量削減を目指し、再利用可能な容器導入を提案。若者向けのトレンディなデザインを採用し、新しい顧客層をターゲットにしています。
中村学園大学「みんなにいいこと丸っとうどん」プロジェクト
環境保護と地域支援を目的に、イスズミを使った新商品の開発を行い、磯焼け問題に取り組みます。
持続可能な未来への挑戦
トリドールHDの代表取締役社長粟田貴也は、学生たちに感謝の意を表し、持続可能な社会の実現がいかに重要であるかを強調しました。過去にも生まれた多くの成功事例を挙げながら、学生たちとの共同作業によって新たなビジネスソリューションが生まれることを期待しています。
今後の展望
トリドールHDは、持続可能な社会を実現するために、これからもこのコンテストを継続し、連携大学を増やしていく意向です。次世代を担う大学生たちが社会課題を解決し、同時に経済性をも追求する機会を提供し続けることで、より多くの革新が期待されます。
まとめ
トリドールHDが行うこの持続可能ビジネスコンテストは、学生たちが創造的に社会課題を解決するための道具を提供する素晴らしい機会です。未来に向けて、彼らのより良い提案がどのように実現していくのか楽しみです。