新作児童書『恐竜博物館のひみつ』のご紹介
株式会社新興出版社啓林館から、注目の児童書『恐竜博物館のひみつ』が発売されました。文研出版ブランドからのこの作品は、子供たちにとって楽しく学びの機会を提供する一冊です。
本書のあらすじ
物語の舞台は恐竜博物館。ある晩、研究員の天野が足元にある石に足をぶつけると、それがなんと展示中のカメの化石であることが判明します。その化石は実際に動き出し、さらには話をすることもできるのです!この奇妙な出会いをきっかけに、夜になるとさまざまな化石たちがまたたび動き出し、不思議な冒険が始まります。化石が持つ歴史と秘密が物語の中で展開され、読者を引き込むその魅力に溢れています。
博物館との連携
本作は福井県立博物館の全面的な支援を受けて完成した作品です。実際の博物館の化石を基にしたストーリーであるため、物語の中で紹介される化石に関する驚きの事実や由来を学ぶことができます。博物館の常駐研究員である薗田哲平氏の協力により、知識が深まる内容となっており、大人から子供まで幅広い層に楽しんでもらえるでしょう。
多様性を描く
主人公は、外国人である母親と生活を共にする少年の博文です。日常生活の中で、彼は多様性や国際化にまつわる悩みを抱えており、その心情が物語を通じて描かれています。これは、現代における多様な背景を持つ家庭の視点を持つ子供たちにとっても共感できる内容であり、読者に新たな発見をもたらします。
著者について
著者の別司芳子さんは福井県出身の作家です。その作品には『でこぼこ凸凹あいうえお』などがあり、数々の賞にも輝いています。イラストを手掛けるながおかえつこさんも、大阪で生まれた注目のイラストレーターで、多岐にわたるジャンルで活動しています。これまでの経験と幅広い知識を持つ二人のコラボレーションが、本書に新たな魅力を与えていること間違いありません。
商品情報
- - タイトル: 恐竜博物館のひみつ
- - シリーズ: 文研ステップノベル
- - 対象年齢: 小学校高学年以上
- - 本体価格: 1650円(本体1500円+税10%)
- - ISBN: 978-4-580-82640-3
- - 公式サイト: 文研出版
化石の世界を通じて学びや楽しさを提供するこの本は、未来の読者にとって欠かせない一冊になることでしょう。