ターミナルケア患者の最後の願いを叶える活動5周年記念の特別ファクトブック公開

ターミナルケア患者の「最後の願い」を形にするボランティアの挑戦

一般社団法人ウィッシュワゴンファンデーション（愛知県尾張旭市）は、2019年5月から活動を開始し、ターミナルケアを受ける方々の「最後の願い」を実現するためのボランティア活動を続けてきました。2024年5月24日、私たちは活動5周年を迎え、この節目を記念してファクトブックを公開する運びとなりました。

「時を贈ろう」の理念

私たちは「時を贈ろう」という理念のもと、ターミナルケアを受ける方々や高齢者、持病を抱える方々が抱く想いを具体化し、実現する支援を行っています。多くの方々の「海を見たい」や「自分の家に帰りたい」といった願望を叶えるため、医療や介護の専門職を含むボランティアスタッフがサポートします。

5年間の活動の記録

この5年間、多くのご利用者様の「願い」を実現してきました。実際の事例としては、父と一緒の旅行、富士山の写真撮影、お寿司をカウンターで食べる体験、母の結婚式参加、袴姿の娘との記念撮影などが挙げられます。これらの経験をもとに、ファクトブックではこれまでの活動の総まとめと、具体的なサポートの内容を紹介しています。

感謝の気持ちと今後の展望

私たちは、これまで活動を支え続けてくださった全ての方に心から感謝申し上げます。医療従事者や介護職だけでなく、多様な職業のボランティアの皆様が、必要に応じたサポートを提供しており、今後もこのネットワークを活かして活動を継続できますよう、力を尽くしてまいります。また、個人や企業からの寄付により、活動が成り立っていることも忘れてはなりません。ご寄付いただいた方々に対して、感謝の意を込めて活動報告やファンドレポートをお届けしています。