奨学ナプキンの取り組み
2025-03-04 10:32:42

「奨学ナプキン2024」支援の輪が広がる、生理への理解を促進する取り組み

「奨学ナプキン2024」の最終アンケート結果



大王製紙株式会社が展開する生理用品「エリス」は、2022年からスタートした「meet my elis」プロジェクトの一環で、無償で生理用ナプキンを提供する「奨学ナプキン」を実施しています。この一年間の活動を通じて、2024年度の奨学生からのフィードバックを集め、どのような影響を与えたのかを探求しました。

プロジェクトの概要と目的


「奨学ナプキン」は、経済的な理由から生理用品の入手が困難な学生を対象にした支援プロジェクトです。2024年度には、2,000名の奨学生に無償で生理用ナプキンを提供し、社会全体で生理に対する理解を深めることを目的としています。現在までに、25を超える企業や団体がこのプロジェクトに賛同し、支援の輪が拡大しています。さらに、2025年度の奨学生募集が2025年4月3日から始まることも決定しました。

最終アンケート調査の結果


この一年間の「奨学ナプキン」プロジェクトを通して行った最終アンケートには、1,016名の奨学生が参加しました。その結果、98.6%の奨学生が「気持ちに変化があった」と回答するという高い割合を示しました。具体的なコメントとしては、「定期的にナプキンが届くことで安心感が生まれた」や「快適な日々を過ごせるようになり、気持ちに余裕ができた」といった前向きな感想が多数寄せられています。

社会の理解の現状と未解決な課題


しかしながら、生理に関する社会の理解については、「どちらともいえない」との回答が最も多く、依然として意識の普及には時間がかかることが浮き彫りになりました。さらに、「学校や施設でもナプキンが備え付けられる環境が整ってほしい」との意見や、「生理休暇が一般的になることを期待する」といった要望が寄せられました。これらの声は、日常生活の中で生理についての理解を深める必要性を示しています。

今後の展望


「エリス」は、2025年度の奨学生を募集するにあたって、このプロジェクトをより充実させ、社会の理解を促進させるための取り組みを続けていくことを決意しています。生理の貧困という課題が注目される中、単なる物資の提供に留まらず、学生一人一人の生活が前向きに変わることを目指します。また、生理に対する気軽な対話の場を設けるなどの取り組みの必要性も感じています。

まとめ


「奨学ナプキン」は、学生の生活の質を向上させるだけでなく、社会全体の生理に対する理解を深める一助となっています。今後も、多様性のある社会を築くために、「エリス」は引き続きこの取り組みを推進し、より多くの人々に寄り添う環境づくりを目指していきます。各位のご理解とご支援をお願い申し上げます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
大王製紙株式会社
住所
東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム
電話番号

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。