健康経営の新たな形『癒しとひらめきの森』
2025年11月19日から21日まで、東京・日本橋のCOREDO室町テラス内の「FORUM」で、パソナ日本総務部が主催する体験型イベント『オフィスに「癒しとひらめきの森」を』が開催される。このイベントは、アサヒ飲料やカゴメと共同で、健康経営やウェルビーイングの向上を目指した取り組みの一環として行われる。
コロナ後の新たな職場環境の必要性
新型コロナウイルスの影響で、リモートワークやハイブリッドワークが普及した今、企業は出社を促進しながら生産性向上や社員同士のコミュニケーションの活性化を目指している。そのため、従来の業務空間を超えて、従業員の健康や創造性を支える新たなオフィス環境の構築が求められている。
この背景を受け、パソナ日本総務部は「コミュニケーション・リフレッシュ・リチャージ」をテーマとし、参加者が心身ともにリフレッシュできるオフィス空間を提供するという目的を持っている。参加者は、さまざまな健康経営ソリューションを体験し、実際のオフィスにおける改善案を考える機会を得ることができる。
バイオフィリア理論を取り入れた展示
本イベントでは、パソナ日本総務部が提唱する「COMORE BIZ」が展示される。これは、「バイオフィリア理論」に基づき、自然と触れ合うことで心が安らぐ環境を整え、従業員のウェルビーイングを向上させることを目的としたソリューションだ。科学的なエビデンスに基づいたバイオフィリックデザインを通じて、職場環境の心理的および身体的な向上が見込まれる。
さらに、アサヒ飲料が出展する「EXTRA BURST」は、強炭酸水の特性を活かした飲料サーバーで、精神のリフレッシュを図ることを目指している。また、カゴメは、「園芸療法」を用いた健康増進サービスを提供し、植物との接触がもたらすメンタルヘルスへの効果を紹介する。
特別セミナーで得られる知見
イベント中には、植物共生空間や園芸療法についてのセミナーも計画されている。例えば、11月19日には、トヨタ自動車の専門家らが「植物共生空間が「ヒトと会社」にもたらす効果」をテーマに講演し、21日にはアサヒが「働く人の毎日に役立つ炭酸水の効果」についての発表を行う予定だ。
参加者へのメッセージ
このイベントは、健康経営を進めたい企業の経営者や、ウェルビーイングな職場を目指すバックオフィス担当者にとって貴重な体験の場となる。参加は無料で、事前の申し込みが必要なので、興味のある方はぜひ公式サイトからお申し込みの上、参加を検討してほしい。
本イベントを通じて、従業員がイキイキと活躍できる職場環境づくりに寄与することが期待されている。企業にとっても、自社の理念や取り組みを見直す良い機会となるだろう。
詳細や参加申し込みは、公式ホームページで確認できる。日本橋に集まる皆さんが、自らの健康とウェルビーイング向上に向けたヒントを得ることができることを願っている。