11月23日、立教大学池袋キャンパスにおいて、記念イベント「ガザの子どもたちのために」が行われます。これは認定NPO法人パレスチナ子どものキャンペーンの主催であり、11月29日の国連パレスチナ人連帯デーを前にして開催されるものです。
パレスチナ・ガザ地区では、昨年10月から続く人道危機が深刻化しています。このイベントでは、現地で支援活動を行うNGOが実際の証言を基に、人々の厳しい状況と取り組みを紹介します。参加者は、パレスチナ問題について考え、その解決に向けた国際社会の責任についても議論する機会を得るでしょう。
特に中東研究の専門家が、パレスチナの歴史的背景を踏まえ、ガザの現状を解説します。また、アラブ楽器ウードを奏でる常味裕司さんが率いる音楽ユニット「ラビィサリ」の演奏も予定されており、クリスマスを前に多様性と共存を考える貴重な時となります。
この日、参加者は参加費無料で講演を聞き、音楽を楽しみながらパレスチナの現状と向き合うことができます。プログラムは、現地からの報告や専門家による講演、音楽演奏が盛り込まれており、各講演者の取り組みや思いが共有されます。
この集いは、単なるイベントではなく、戦争によって引き裂かれた世界を見つめ直す重要な場でもあります。国際社会が77年以上にわたり解決できなかったパレスチナ問題に目を向け、私たちができることを考える契機となります。参加者は、真剣にパレスチナについて考え、行動に移すきっかけを得てほしいと願います。
イベントは13時から開催され、開場時間は13時です。音楽の奏でる先にある平和な未来を一緒に考え、国際的な連帯感を高める機会にしたいと思います。参加をご希望の方は、peatixを通じてお申し込みください。現地での報告だけでなく、音楽を通じた共鳴が平和への道筋を照らしてくれることでしょう。
この努力が、パレスチナやガザに住む子どもたち、そしてその周囲の人々に希望をもたらすことを願っています。私たち一人一人がリーダーになり、平和への道を新たにしていくことが求められています。全ての人々の共存を目指し、ぜひこの貴重な集いにご参加ください。