くまモン初のエッセイ集『ボクのきもち』が話題に
2025年3月に発売されたくまモンのエッセイ集『ボクのきもち』。熊本県の営業部長兼しあわせ部長として活躍するくまモンは、デビュー15周年を記念してこの本を発表しました。15年間の軌跡を振り返る内容となっており、現在の人気キャラクターへと成長するまでの道のりや、その間に起こった様々な出来事が明かされています。
くまモンの15年の歩み
くまモンは、デビュー当初は地元の子どもたちに怖がられてしまう時期もあったそうです。しかし、2011年に「ゆるキャラグランプリ」を受賞した後は、その名を全国に広め、関連グッズの売上は1兆4596億円に達しました。来る2023年には、熊本地震や豪雨災害にも苦しみながらも、復興のために全力を尽くしてきた彼の姿が描かれています。
表現豊かなエピソード
本書には、大阪での修業時代や、全国デビューの直前に経験した東日本大震災、フランス・パリのジャパンエキスポでの出来事、さらにはジュノン・スーパーボーイ・コンテストへの参加挫折まで、くまモンの本音が詰まっています。これらのストーリーを通じて、読者はくまモンの感情や思いをより深く理解することができるでしょう。
サイン本お渡し会の盛況
このエッセイ集の出版を記念して、くまモンは熊本、東京、大阪の3回にわたり、サイン本お渡し会を開催しました。どの会場も大盛況で、特に東京では定員があっという間に埋まるほどの人気でした。熊本ではアットホームな雰囲気の中、くまモンがダンスを披露したり、お客さんと軽妙なやりとりを楽しむ場面が見られ、笑い声が絶えませんでした。
全国のファンと触れ合う
「お渡し会」では、イラストを手にしたファンたちがくまモンと楽しい会話を交わし、会場は熱気に包まれていました。「パフパフッ」と呼ばれるユニークな合図で、参加者たちはくまモンとの距離を楽しむことができました。特に大阪では、盛り上がりが一層際立ち、くまモンが躍る姿に歓声があがりました。
今後の活動に期待
この一連のイベントを通じて、くまモンは多くのファンに明るいエネルギーを届けました。参加者たちからは「楽しかった」「サインを見てにやにやしている」との声が寄せられ、くまモンの魅力はますます広がっています。彼自身も「ボクも楽しかったモン。これからもがまだすモン」と、今後の活動への意気込みを語っています。サイン本お渡し会は引き続き行われる予定であり、くまモンのファンとしても嬉しいニュースです。
書籍情報
- - 書名:くまモンの『ボクのきもち』
- - 定価:1,650円(税込)
- - ページ数:112ページ(オール4C)
- - ISBN:978-4-7778-3215-6
- - 発行:辰巳出版株式会社
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