超小型衛星が奏でる音楽
2025-08-08 15:40:25

民間宇宙開発の新たな挑戦!超小型衛星RSP-03が宇宙に奏でる音楽

民間宇宙開発の新たな挑戦!超小型衛星RSP-03



日本の一般社団法人リーマンサットスペーシズが手掛ける「リーマンサット・プロジェクト」は、8月21日、日本時間午後4時57分に超小型人工衛星「RSP-03」を宇宙に打ち上げます。この衛星は愛称「ハモるん」として親しまれ、ISSの補給船SpX-33にて運ばれる予定です。RSP-03は、その名の通り、宇宙空間で自動作曲された音楽を地上に届けることを目指して設計されています。具体的には、宇宙で収集した星空のデータや環境情報を基に、AIが生成する音楽を地上へ送信し、さらには専用のWebサイトにて一般公開される予定です。

小型衛星の特長


RSP-03は、1Uサイズ(約10cmの正方形)を持つキューブサットです。この小型人工衛星は、星座のイメージを反映した美しいデザインが特徴とされます。打ち上げから1ヶ月後には、日本実験棟の「きぼう」から放出される予定です。それにより、本プロジェクトがどのような成果を上げるのか、世界中の人々から注目を集めています。

趣味から生まれたプロジェクト


リーマンサット・プロジェクトは、宇宙開発を趣味として始めた民間団体です。主にサラリーマンが活動するこの団体は、仕事の合間に人工衛星の開発に取り組み、専門業務を持つメンバーが集まっています。「人を中心とした宇宙開発」を掲げ、誰もが自由に宇宙を探索できる未来を目指す姿勢が評価されています。プロジェクトマネージャーのヒロシさんは、「これまで多くの苦労があったけれど、支えてくださる方々のおかげでここに辿り着けました」と、この挑戦が実現したことへの感謝の気持ちを語ります。

飛び立つ新しい音楽


RSP-03の主な目的は、宇宙空間において星のデータを音楽に変換し、オリジナルの音楽を創作することです。打ち上げが成功し、その音楽が地上に届くと、RSP-03専用Webサイトにて一般公開されます。これにより、宇宙のデータと音楽が一体となった「星のシンフォニー」の誕生が期待されています。宇宙空間でできた音楽を、多くの人々に聴いてもらうことが、リーマンサットプロジェクトのひとつの目標です。

メンバーの声


リーマンサット・プロジェクトには、700名を超えるメンバーが在籍しており、それぞれが独自の役割を担っています。宇宙開発に興味がある方々とともに、技術開発や広報活動など多岐にわたるプロジェクトに取り組んでいます。興味がある方は公式サイトから参加を募っているので、ぜひご確認ください。

「どなたでも、気軽に宇宙開発に参加できる環境を作りたい」と語るメンバーたち。これからもリーマンサット・プロジェクトの動向に注目です。私たちも、RSP-03が奏でる音楽を楽しみに待ちたいと思います。

公式サイト: リーマンサット公式サイト

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会社情報

会社名
一般社団法人リーマンサットスペーシズ
住所
東京都江戸川区西一之江4-3-5
電話番号
03-6317-7753

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