TeraWatt Technologyの次世代リチウムイオン電池
持続可能な社会を目指し、世界は「脱炭素」に向けた取り組みを加速しています。その中で、特に注目を集めているのが次世代リチウムイオン電池の開発です。この業界は2030年までに大きな成長が見込まれており、TeraWatt Technologyはこの流れに乗り出しています。
TeraWatt Technologyのミッション
TeraWatt Technologyは「持続可能な社会の為、全ての電動化を」という使命を掲げています。それに向けて、同社は従来のリチウムイオン電池を凌ぐ性能を持つ次世代電池の開発に取り組んでおり、軽量、小型、パワフルで安全性の高い電池の実現を目指しています。
これまでに、同社は約5~8Ahの小型アプリケーション向け電池の開発とパイロット製造を行ってきました。これらの電池は、第三者機関による国連輸送規格(UN38.3)およびポータブル機器用二次電池の安全性規格(IEC62133-2)をクリアしており、安全性が確認されています。
Recent Achievement: Pre-C資金調達
最近、TeraWatt TechnologyはPre-Cラウンドの資金調達を完了しました。この資金調達により、同社はより大容量のパイロット製品のラインナップを強化し、大規模な量産に向けた製造実証を行う計画です。また、顧客とのサンプルワークを重ねることでさらに協業を進める意向です。
この資金調達ラウンドには、株式会社INPEX、GLIN Impact Capital有限責任事業組合、Khosla Ventures、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社など、著名な投資家が参加しています。これにより、TeraWatt Technologyはさらなる成長を目指すことが可能になります。
CEOのコメント
共同創業者兼CEOの緒方健は、資金調達の成功について次のようにコメントしています。「今回のPre-Cラウンドの資金調達により、パイロット製造をより大規模かつ高品質に進めることができるようになります。次世代電池分野での素晴らしい投資実績を活かし、持続可能な未来に向けた電動化を加速したいと思います。」
TeraWatt Technologyについて
TeraWatt Technologyは、アメリカ・カリフォルニア州・ミルピタスに本社を置く企業で、軽量・小型かつ高出力の次世代リチウムイオン電池の開発に取り組んでいます。日本法人も持ち、中小企業基盤整備機構からの支援を受けながら事業を進めています。
会社概要
- - 本社社名: TeraWatt Technology Inc.
- - 代表者: 共同創業者兼CEO 緒方健
- - 本社所在地: 1504 McCarthy Blvd, Milpitas, CA 95035, USA
- - 創業: 2020年1月
- - 日本法人社名: TeraWatt Technology株式会社
- - 所在地: 神奈川県横浜市緑区長津田町4259-3 東工大横浜ベンチャープラザW301
- - 設立: 2019年12月
- - URL: terawatt-technology.com
TeraWatt Technologyは、次世代リチウムイオン電池の商用化に向けた期待を集める新進企業として、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速させています。