Robowareが発表した新AMIラインナップ体験会
倉庫ロボットサービス「Roboware」は、物流や製造の現場での搬送自動化ニーズに応えるため、AMR(自律走行搬送ロボット)の新しいラインナップを強化しました。この度、東京都大田区にあるショールームにて全機種の比較体験ができる常設展示を開始しました。これにより、実際のロボットを通じた導入検討の精度が向上することを目指しています。
AMRラインナップ強化の背景
近年の物流・製造現場では、人手不足が深刻化し、業務効率を向上させるためのロボット導入が急務とされています。従来のAMRの限界を超えるニーズに応えるべく、新たに追加されたのは、屋外でも使用可能な「Starシリーズ」と、牽引型の「Neiboパワフルロボット」です。
主な導入背景としては、狭い通路での通行や、ネットワーク環境が整備されていない場所での使用要求が挙げられます。これらの要望に対処するため、Robowareはラインナップの拡充を図ったのです。
追加された新モデル
1.
Wi-Fi不要/屋外搬送対応AMR「StarLift150/300/600」
- オフラインでも利用できる設計で、屋外搬送に対応しています。高性能の自己位置認識技術により、様々な環境下でも安定した走行が可能で、迅速な導入が実現されています。
2.
牽引型AMR「Neiboパワフルロボット」
- 最大600kgまでの重量物を牽引でき、操作は簡単で誰でも扱える仕組みになっています。既存の台車をそのまま使って搬送作業が可能という高い拡張性も兼ね備えています。
ショールームでの体験内容
Robowareショールームでは、全機種の走行デモや性能比較が可能です。実際の業務環境を模したテストエリアでの取り回し確認や、運用シミュレーションを通じて、導入後のフィット感をその場で確認できます。
アクセス情報
Robowareショールームは、東京都大田区の東京流通センター内に位置しています。最寄り駅から徒歩わずか1分のアクセスで、事前予約制での案内になるため、訪問の際は専用フォームからの申し込みが必要です。
将来への展望
Robowareは、今後さらに多様化する物流ニーズに応えるために新たな支援サービスやソリューションを展開しています。特に、2025年には「Roboware コンシェルジュ」という新たな支援サービスを開始し、より多くの企業にロボット導入のスムーズなサポートを提供する予定です。課題解決に向けた包括的な取り組みとして、今回の新しいAMRラインナップも重要な役割を果たすでしょう。
新しい時代の物流自動化を切り開くRobowareの取り組みに、今後も目が離せません。