大阪関西国際芸術祭2025の公式図録が発売決定
大阪関西国際芸術祭実行委員会が、2025年の「Study:大阪関西国際芸術祭」の公式図録を2025年6月23日に販売開始することを発表しました。タイトルは『Study:大阪関西国際芸術祭 2025 公式カタログ アートが開く新時代への扉~国際芸術都市大阪・関西から世界へ~』。本図録は、2025年に開催予定の芸術祭の全貌を記録した重要な資料となることでしょう。
この図録は、2025年4月11日から10月13日までの期間に実施される第4回の大阪関西国際芸術祭に向けた公式ガイドブックです。本芸術祭は「アート×ヒト×社会の関係をStudyする芸術祭」として、文化や社会課題に対する新たな視点を提供し、さらには地域活性化にも寄与する予定です。これまでの3回の開催を経て、出展するアーティスト数も豊富になり、国内外から多様な才能が集まることが期待されています。
図録の内容は、6章にわたる構成から成り立っており、それぞれが異なる会場で展開される芸術作品やアーティストの紹介を詳しく解説しています。各章では、作品に込められた想いや展示の背景についても触れられており、芸術祭をより深く理解するための貴重な情報が提供されています。
内容構成
1.
多様なる世界へのいざない - 万博会場に設置されるパブリックアートを中心に、様々なアートの可能性に迫ります。
2.
人・命への考察 - 安藤忠雄が手がけた文化館での展示の内容を追います。
3.
都市とアートの関係性 - 大阪のキタエリアで展開するアートを紹介。
4.
変容する街でのアートの可能性 - 西成地区における新たな試みや発見に焦点を当てます。
5.
東西南北、文化の交差する街 - 船場エリアの活動を描写。
6.
クリエイティブ・エコノミーと地球の未来 - 国際会議場で行われる様々な取り組みを紹介。
これにより、芸術祭の全体像をしっかりと掴むことができます。一冊を通して、参加アーティストたちの思想や創作プロセス、政治や社会問題に対する彼らの視点を知ることができるのは、大変貴重な体験です。
発行概要
- - 書名:『Study:大阪関西国際芸術祭 2025 公式カタログ アートが開く新時代への扉~国際芸術都市大阪・関西から世界へ~』
- - 発行日: 2025年6月23日
- - 価格: 通常版 3,300円(税込)、万博オフィシャル版 4,400円(税込、特製ポストカードセット付き)
- - ページ数: 全196ページ(本文192うち、表紙4)
- - 販売場所: 書店(梅田 蔦屋書店、紀伊國屋書店 梅田本店)、芸術祭会場など
2025年に開催される大阪関西国際芸術祭は、大阪・関西万博と連動し、24の国と地域から93組のアーティストが集結するグローバルなアートイベントです。文化や社会問題の可視化をテーマに、国際的な対話の場となることを目指しています。アートを通じて新たな発見や経験を共有するこの機会をぜひお見逃しなく。
詳細は公式サイトをご覧ください:
大阪関西国際芸術祭公式サイト