琵琶湖ホテル 秋の百人一首パフェの魅力
滋賀県大津市に位置する琵琶湖ホテルは、2025年10月16日から11月30日までの期間、百人一首にインスパイアされた特別なパフェを提供します。この企画では、平安時代の美しい和歌をテーマにした2種類のパフェを楽しむことができ、秋の訪れを感じる特別なひとときを提供しています。
百人一首の和歌からインスピレーションを得た二つのパフェ
今回提供されるパフェは『からくれなゐ ~karakurenai~』と『白露 ~shiratsuyu~』の2品。どちらも秋の厳かな情景を見事に表現しています。
『からくれなゐ ~karakurenai~』
このパフェは、第17番の和歌に基づいています。在原業平朝臣の詩「ちはやぶる神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」を思わせる鮮やかな色彩が特徴です。りんごとラズベリーを使用したこの甘酸っぱさが引き立つパフェは、竜田川の紅葉が水面を赤く染め上げる情景を、見事に味わいに映しています。
パフェの中には、目を引く真っ赤なりんごのムースがあり、食べ進めるうちにラズベリーのゼリーと相まって、まるで紅葉が水面に映る様子が再現されています。また、キャラメルのムースやりんごの甘みが、ハーブの香りによって爽やかにまとめられています。加えて、りんごの皮を使ったチュイールは、フードロスを減らす工夫が施されており、見た目だけでなく、持続可能な取り組みにも配慮されています。
『白露 ~shiratsuyu~』
一方、『白露 ~shiratsuyu~』は、第37番の和歌にインスパイアされたパフェです。文屋朝康の詩「白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける」という言葉が美しく散りばめられています。このパフェは、みずみずしいぶどうの粒を使って、秋の野に散る白露を表現しています。
香り豊かなアールグレイのムースとチョコレートのムースが絶妙に組み合わさり、別添えのぶどうソースをかけることで、秋の深い味わいが広がります。また、クッキーのサクサクとした食感がアクセントとなり、真珠のような美しいぶどうのきらめきが楽しめる、一品です。
公式情報と予約方法
- - 販売店舗: カフェ ベルラーゴ(琵琶湖ホテル2F)
- - 販売期間: 2025年10月16日(木)~11月30日(日)
- - 営業時間: 11:00~22:00(L.O.21:00)
- - 料金: 各パフェ 1,800円(ドリンクセット 2,500円)
琵琶湖ホテルでは、百人一首に基づいた独自の食文化を展開しており、和歌をテーマとした料理やスイーツが楽しめる定期的なイベントを行っています。予約やお問い合わせは、電話077-524-1225で受け付けており、詳細情報は同ホテルの公式サイトで確認できます。
この秋、琵琶湖ホテルで百人一首の情景を感じるパフェを味わいながら、平安時代の雅な世界に触れてみてはいかがでしょうか。季節のフルーツを使った優雅なパフェを、心ゆくまで堪能してください。