第32回キネコ国際映画祭が盛大にオープン！賑やかなセレモニーの模様

2025年、キネコ国際映画祭が開幕！

2025年10月31日、東京の二子玉川で「第32回キネコ国際映画祭」が幕を開けました。このイベントは、子どもたちに国際的な映画を楽しむ機会を提供することを目的としており、今年で32回目の開催を迎えました。

映画祭は2025年の10月31日から11月4日までの5日間、二子玉川の各所で様々な作品が上映されます。オープニングセレモニーでは、著名なゲストが多数登壇し、盛大な拍手の中でスタートを切りました。

登壇したのは、ジェネラル・ディレクターの戸田恵子さん、エグゼクティブ・ディレクターの中山秀征さん、チーフ・プログラミング・ディレクターの横山だいすけさん、そしてスペシャル・サポーターとしての初参加となった木村佳乃さんです。それぞれが映画祭への思いや意気込みを語り、場を盛り上げました。

戸田さんは、今年も無事にこの日を迎えられたことに感謝し、「今ここにいらっしゃる皆さまのおかげです」と述べました。中山さんは「映画祭が年々進化していることを感じます」と言い、横山さんも「今年は国内外から700作品が集まり、67本を上映します」と作品への期待を高めました。特に、木村さんの参加には多くの来場者が注目し、彼女の掛け声で映画祭の開幕が宣言されました。

誕生したユニークな「ライブシネマ」

今年の映画祭では、オープニングセレモニーの中で「ライブシネマ」が行われました。これは、上映中の映画に合わせてリアルタイムで吹き替えを行うという新しい試みです。上映された作品には、日本のアニメ「ねえねえあのね」、コロンビアの「はだ色ってどんな色?」、ポーランドの「眠りの精オーレ・ルゲイェ」がありました。

来場者たちは、この新たな取り組みに驚き、感動を覚えました。木村さんは、「『ねえねえ、あのね』の中の“好き”という言葉が好きで、自分の娘にもその言葉を使います」と親しみを感じる言葉を披露。観客からは大きな拍手が起こりました。

栄誉ある「キネコ名誉賞」も今回初授与

オープニングセレモニーでは、ドイツの子ども国際映画祭である「シュリンゲル」の設立者ミヒャエル・ハーバウアーさんに「キネコ名誉賞」が贈られました。この授賞式では、戸田さんがサプライズで花束を贈り、国際審査員からは寄せ書きが手渡されました。

「文化と人との架け橋になりたい」と映画祭の設立理由を語ったミヒャエルさんは、「サプライズには本当に驚かされました」と感謝の意を表しました。

期待が高まる今後のイベント

オープニングセレモニーに続く日の上映作品への興味は高く、映画祭の雰囲気をより一層華やかに演出しています。また、来場者からは「家族で楽しめる作品が多い」との声も聞かれ、親子で映画を楽しむイベントとしての期待感が高まっています。

特に木村さんは、自身の娘がいることから、子ども向け映画の重要性を強調し、「キネコで上映される作品は安心して見せられ、大人にもメッセージが伝わる」と話しました。

今後の映画祭でどのような作品が上映され、どのような感動が待っているのか、ますます期待が寄せられています。キネコ国際映画祭の今後に注目です！