OKIの試験自動化
2026-03-25 12:49:04

OKIエンジニアリング、車載機器向けスプラッシュウォーター試験を自動化し効率化を実現

OKIエンジニアリングがスプラッシュウォーター試験を自動化



OKIエンジニアリング株式会社(以下、OEG)は、2026年4月1日より車載機器や社会インフラ向けの製品開発を加速させる新しいサービスとして、スプラッシュウォーター試験の自動化を発表しました。この技術革新により、試験期間を従来の約3分の1に削減し、2028年度までに売上目標は1億円に設定されています。

スプラッシュウォーター試験とは?



スプラッシュウォーター試験は、雨や雪によって濡れた道路の走行時、エンジンルームにかかる水の影響を模擬する重要な試験です。特に電子化・電動化が進む車両においては、エンジンルーム近くに配置される電子部品が急激な温度変化に耐えられる必要があります。この試験はISO16750-4やJASO D014-4、LV124に基づいて行われ、真水はもちろん、泥水や塩水を用いて、厳しい環境での耐久性を確認します。

自動化による利点



従来、スプラッシュウォーター試験は加温と被水を繰り返す工程が必要で、手動による試料の移動やセットアップが求められていましたが、これが試験期間を長期化させる要因となっていました。そのため、試験の安全性を脅かす破損や漏電のリスクも伴っていました。

OEGは、この問題を解決するため、試験機メーカーとの連携で、自動化されたスプラッシュウォーター試験機を開発しました。新しい試験機では、真水、泥水、塩水に対応し、試料の移動を行う必要がなくなります。これにより、24時間連続で試験を実施できるようになり、従来1515日間かかっていた100サイクルの試験がわずか5日で完了します。自動化によって破損や漏電のリスクも低減し、安全性と効率が向上したことも大きなポイントです。

幅広い適用範囲



この自動化技術は、車載機器だけでなく、塩害や泥水の影響を受けるエッジデバイスやセンサーにも応用できる点が特徴です。エッジデバイスは、交通信号や電力設備の迅速な制御や監視を支える重要な機器であり、その性能を確認するための高い耐久性が求められています。

今後の展望



OEGは引き続き、顧客ニーズに応じた環境試験サービスの拡充を進めていきます。それにより、日本のものづくりの技術革新と国際競争力の強化に貢献していく方針です。また、自動化を通じて製品開発のスピードアップやコスト削減を実現することで、顧客に対して新たな価値を提供し続けます。

この新たなアプローチは、持続可能な社会を実現するために欠かせない革新技術として今後の注目を集めるでしょう。OEGの環境試験機に興味のある方は、ぜひ公式ウェブサイトで詳細をご確認ください。


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会社情報

会社名
沖電気工業株式会社
住所
東京都港区虎ノ門1-7-12
電話番号
03-3501-3111

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