Incerto合同会社が建設業向けAI導入支援サービスを始める
2026年3月23日、Incerto合同会社(本社:東京都荒川区、代表:佐藤碧人)は、建設業向けの業務AI導入支援サービスを開始しました。これは、建設業界が抱える様々な課題に直面しつつも、効率的に現場運営を行うための新たなソリューションです。
建設業の課題とAI導入の背景
建設業界は、慢性的な人手不足や職人の高齢化、元請けとの単価交渉の難易度上昇など、厳しい環境に直面しています。1997年には685万人いた就業者数も、現在では480万人まで減少しています。働き方改革による労働時間の上限規制が施行される2024年4月に向け、現場の生産性向上が急務となっています。
独自のカスタム実装
今回のサービスは、見積もり、工程管理、現場DX、原価管理の4つの主要な業務領域に焦点を当てています。導入にあたっては、対象企業へのヒアリングを通じて、既存のワークフローにAIを後付けする形でカスタマイズを行います。これにより、企業が抱えるボトルネックに応じた適切なソリューションを提供します。
ステップ1: ヒアリング
対象企業の経営者や現場代理人、見積もり担当者にヒアリングを行い、現場の業務フローを詳細に把握します。この段階で主要な課題を明確にし、それに基づいて次のステップへ進みます。
ステップ2: スコープ設定
ヒアリングの結果をもとに、見積もり、工程管理、現場DX、原価管理の4つの領域から解決すべき課題を特定し、最適なスコープを設定します。このプロセスでは、企業ごとのニーズに応じて、段階的な導入が可能です。
ステップ3: カスタム実装
設定したスコープに基づき、AIを実装します。この際、既存のExcelテンプレートや社内ファイルと連携することで、現場の業務フローを維持しながら新たな機能を導入できます。これにより、業務の円滑な運営を実現しつつ、経営者や現場担当者の判断を支える役割を果たします。
AIの具体的な機能
本サービスは以下の4つの領域に対応し、それぞれが持つ特有の機能をカスタム実装します。
A. 見積もり業務AI
- - 数量拾い出し: 図面からデータを抽出し、見積もりに活用。
- - 単価データの参照: 仕入れコストやライバル業者の価格を即時参照可能。
- - 過去工事の参照: 類似工事のデータを基にした試算。
- - 見積書のドラフト自動生成: 既存テンプレートに基づいた見積もりを自動で作成。
B. 工程管理AI
- - 過去案件のパターン参照: ベテラン職人の判断基準を学び、新規案件に応用。
- - 進捗報告の自動化: 現場の進捗を自動で収集・報告します。
C. 現場DX
- - 施工書類の自動連携: 情報を効率的に一元管理。
- - 3Dモデル化支援: 現場の状況を可視化。
D. 原価管理AI
- - 実行予算と実行原価のフィードバック: 経営データを円滑に活用。
柔軟な導入範囲
このサービスは、全社的な導入を前提としていません。特定の業務領域や工種に絞った段階的な導入が可能で、企業の状況やニーズに応じてオーダーメイドの開発が行われます。特に、既存の運用ルールへの組み込みにも柔軟に対応します。
お問い合わせ
興味のある方は、Incerto合同会社のウェブサイト(
こちら)よりお問い合わせください。現在の業務状況に合わせた導入をお手伝いします。どんな小さな質問でも、お気軽にご相談ください。
会社概要