台湾の新サービスWAGOON
2020-09-23 11:30:03
台湾発!アパレルの余剰問題を解決する新サービスWAGOONの全貌
脱・余剰在庫!新たなアパレル購入体験の生まれ方
アパレル業界では常に大きな課題とされている余剰在庫問題。特に、海外市場に展開する日本のブランドにとって、在庫が蓄積されてしまうことは避けられない問題です。そこで登場したのが、台湾の新サービス「WAGOON」です。このサービスは、消費者に新しい購入体験を提供しつつ、余剰在庫を解消する画期的な仕組みを構築しています。
中山駅近くの新店舗
WAGOONはまず、台北市中山駅近くに広さ60坪の地下倉庫を持つ店舗をオープンしました。ここでは、リアル店舗での販売方式を取り入れています。1年目には、国内アパレルの余剰在庫をなんと10,000着も販売することに成功。これは、消費者のニーズを的確に捉えた結果です。
台湾の消費習慣を反映した販売方式
台湾市場では、「買一送一」(1つ買うともう1つが無料)という商習慣があります。この文化にWAGOONは、一定額の自由選択という新たな購入体験を持ち込み、絶大な反響を呼んでいます。消費者は必要な分だけお得に商品を手に入れることができ、また余剰在庫を抱えるメーカーにとってもブランド毀損を減少させる助けとなるのです。
WEBサービスの本格ローンチ
さらに、WAGOONはかねてより開発していたWEBサービスを始動させました。今後は、買取を中心としたレディースアパレルや雑貨、アクセサリー、靴に加え、コスメ商品や美容室、飲食店などでもそのサービスを拡大する予定です。これにより、より多くの消費者が新たな体験を享受できることになります。
エンタメ要素の融合
WAGOONは、モノの販売だけでなく、コトの販売にも注力しています。エンタメ要素を取り入れることで、お客様の購買意欲をさらに高め、課題解決につなげるという新たな視点を加えています。これは、今後のアパレル業界において非常に重要なアプローチです。
企業の背景
WAGOONを運営するのは、株式会社WAGOON。2018年に設立された同社は、事業内容としてアパレルECサービスを展開しています。代表取締役の伊橋成哉氏は、業界内での革新を目指し、消費者と製造者の新たな関係性を築く努力を続けています。資本金は3,500万円であり、DMM.comやTEOLYなど、複数の株主が名を連ねています。
まとめ
WAGOONは、アパレル業界が抱える余剰在庫問題に対する新たなソリューションを提供するだけでなく、消費者にも新しい購入体験をもたらしています。これからの展開が非常に楽しみで、今後の動向から目が離せません。興味がある方は、ぜひ公式ウェブサイトを訪れてみてください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社WAGOON
- 住所
- 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-5-7
- 電話番号
-
03-6823-5358