最新刊のご紹介
芸人で漫画家の矢部太郎さんによる大ヒット日常マンガシリーズ『大家さんと僕』。この度、その完結編『大家さんと僕 これから』が新潮文庫から登場しました。シリーズ全体でのスケールは140万部を超え、多くのファンに愛され続けてきました。この作品は、大家のおばあさんと、その家の二階に間借りする芸人の「僕」の不思議で愛情にあふれた共同生活を描いています。
概要
2017年の初刊以降、シリーズは多くの読者に支持され、2018年には手塚治虫文化賞短編賞を受賞。さらに2020年にはNHKでアニメ化されるなど、その人気は層を広げています。今回の完結編『大家さんと僕 これから』も新潮文庫の「新潮文庫の100冊」フェアの一環として、7月29日に発売されました。この新刊は、皆さんの期待に応えるべく心温まるストーリーが展開されます。
感動的なストーリー
『大家さんと僕 これから』では、「大家さん」と「僕」の日常に新たなエピソードが加わります。例えば、新宿での楽しいランデブーや、過去の住人に対する嫉妬、そして台風の中での無茶ぶりといった出来事が盛り込まれています。しかし、楽しい日々には終わりが近づいていることも感じさせる内容です。ページをめくるごとに、皆さんにほっこりとした笑いと、涙が溢れる瞬間が訪れることでしょう。
特典が満載
この新刊には、矢部太郎さんが描き下ろしたカラフルなイラストが8点含まれており、作品の魅力をさらに引き立てています。また、人気作家の小川糸さんによる寄稿「解説にかえて」も収録されており、彼女の心あたたまる言葉は、作品の雰囲気を一層深めています。小川さんは「こんな大切な人と出会えたことは人生の宝くじに当たったようだ」と感動を表しています。
著者のコメント
矢部太郎さん自身も、この文庫化に対して喜びを語っています。「この『大家さんと僕 これから』は、大家さんとの思い出を基にしたもので、読者の心の中にも『大家さん』がいてくれることを願っています」と、彼の作品に込めた想いを明かしました。巻頭のカラーページは、春夏・秋冬といった季節ごとのイメージを基に描かれており、一緒にその季節を感じながら作品を楽しんでほしいとのことです。
最後に
『大家さんと僕』シリーズは、日常の中に潜む小さな幸せや、人との絆の大切さを教えてくれる作品です。この『大家さんと僕 これから』は、物語の始まりから続いた関係が、どのように新たな一歩を踏み出すのかを見守ることができる特別な機会です。ぜひ、この機会に一度手に取ってみてください。心温まる感動があなたを待っています!