未来都市デザインコンペ『ミライREBORNスマイ プロジェクト』
2025年大阪・関西万博の開催を目前に控え、未来社会のあり方を問うコンペティション『ミライREBORNスマイ プロジェクト』が開催されています。このプロジェクトは、若手クリエイターの育成と万博への参加促進を目的としており、学生からプロの建築家・デザイナーまで幅広い層からの応募を受け付けています。
プロジェクト概要
本プロジェクトは、未来社会におけるヘルスケアをテーマにした3DCG映像などの作品を募集し、大阪・関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン」で展示公開することを目指しています。募集部門は「学生・一般の部」と「建築家・デザイナーの部」の2部門で構成され、それぞれの部門で最優秀賞200万円をはじめ、優秀賞、佳作など、総額約1000万円の賞金が用意されています。
審査委員からの熱いメッセージ
審査委員には、映画監督の樋口真嗣氏をはじめ、著名な建築家、都市デザイナー、クリエイティブディレクターなど豪華メンバーが名を連ねています。審査委員からは、参加者への期待を込めたメッセージが寄せられています。
重松象平氏(建築家)は「形骸化された未来を描いたCGは歓迎しない」と、独創性と現実的な提案を求めています。
内田友紀氏(都市デザイナー)は「2050年はどのような社会にしたいか、そのためにはどう行動するのか」と、未来社会へのビジョンと具体的な行動計画の提示を促しています。
中川エリカ氏(建築家)は「過去から学びつつ、どうやってそれを未来につなげていけるのか」と、歴史的視点と未来への継承を重視する姿勢を示しています。
秋吉浩気氏(建築家・メタアーキテクト)は「200万円の賞金を使って提案の一部を実装してほしい」と、現実的な実現可能性を重視した提案を求めています。
* 齋藤精一氏(クリエイティブディレクター)は「アクションを起こし、一生面倒を見るようなアイデアが生まれてほしい」と、持続可能性のある革新的なアイデアを期待しています。
これらのメッセージからも、本プロジェクトが単なるコンペティションではなく、未来社会の創造に真剣に取り組む姿勢が見て取れます。
応募資格とスケジュール
「学生・一般の部」は特別な応募資格はなく、学生から社会人まで幅広く応募可能です。「建築家・デザイナーの部」は、建築・都市デザイナー、グラフィックデザイナー、ビジュアルアーティストなど、プロのクリエイターが対象となります。
応募期間は2023年6月12日~8月10日。応募登録締切は7月31日です。一次審査の結果発表は8月末頃、二次審査は9月末頃に大阪市内で行われる予定です。
主催・共催・後援
本プロジェクトは、公益社団法人全日本不動産協会が主催し、公益社団法人大阪府建築士会が共催。国土交通省など多くの団体が後援しています。多くの関係機関が連携することで、本プロジェクトの高い実現可能性と社会的影響力の大きさがうかがえます。
未来都市の創造に参加しよう
『ミライREBORNスマイ プロジェクト』は、未来社会の創造に情熱を燃やすクリエイターにとって、絶好の機会となるでしょう。未来都市のデザインに携わりたい、自身のアイデアを形にしたいと考えている方は、ぜひ応募をご検討ください。詳細については、公式ウェブサイトをご確認ください。
オフィシャルサイト
公式Twitterアカウント
プレスリリース
本件に関する問い合わせ:公益社団法人大阪府建築士会
[email protected]