虎ノ門に新しい本の楽しみ方を提案するmagmabooks開店決定

東京・虎ノ門に新たな書店magmabooksが誕生

2025年4月9日、東京都港区の虎ノ門に新しい書店「magmabooks」がオープンします。この新業態の書店は、丸善ジュンク堂書店が手がけるもので、多様な知識と文化を体験できる場として注目されています。

magmabooksの特徴

magmabooksは「知は熱いうちに打て」をテーマにした未来型の書店です。従来の書店が提供してきた本の販売だけではなく、本との新しい出会いを提供することを目指しています。利用者は「本を探す」だけでなく「本と出会う」ことができ、書店内は知的興奮と創造性が満ちた空間となることが期待されています。

新たな体験「問い散歩」

一つ目の特徴は、「問い散歩」という新しいコンセプトです。利用者は、書籍に関連付けられた多様な「問い」を通じて、本と出会うことができます。このインタラクティブな要素は、来店した人々が自分の興味に合った本を探す手助けをし、探索の楽しさを倍増させるでしょう。

編集型書棚「知の森」

また、magmabooksでは「知の森」という編集型書棚が導入されます。テーマに応じて選ばれた書籍が集められ、新たな世界観や価値観が提示されることで、利用者は自身の興味に応じた選書を楽しむことができるのです。これは単なる売上向上だけでなく、文化的なハブとしての書店の役割を果たすための重要な試みです。

有料ラウンジ「magmaLOUNGE」

さらに、magmabooks内には「magmaLOUNGE」という有料ラウンジも併設されます。ここでは、集中できる環境の中でリラックスしながら読書を楽しむことができ、従来の読書体験とは一線を画す特別な空間を提供しています。

ギャラリースペースとコラボイベント

書店は文化と知識のハブとしても機能します。ギャラリースペースでの展示や、様々なコラボイベントを通じて地域の人々とつながり、文化的な交流を提供します。新しい書店が生まれることで、虎ノ門エリアがより活気にあふれ、文化的な発信地となることが期待されます。

店舗詳細情報

この新しい書店は、虎ノ門ヒルズの「グラスロック」の2・3階に位置し、約270坪の広さを有しています。2階が約85坪、3階が約185坪と詳細に分かれ、書籍や雑誌、コミック、文具、雑貨などが並ぶ予定です。営業時間や具体的な情報はまだ未定ですが、2025年に新たな文化的拠点として多くの人々に親しまれることを目指しています。