斎藤幸平の新刊
2019-04-12 07:11:28
新進気鋭の研究者、斎藤幸平氏の受賞作が待望の邦訳登場
日本人研究者として国際舞台で輝かしい功績を残した斎藤幸平氏。彼は2018年度のドイッチャー記念賞を最年少で受賞した、まさに期待の若手研究者です。その受賞作である『Karl Marx's Ecosocialism: Capitalism, Nature, and the Unfinished Critique of Political Economy』が、邦訳の増補改訂版として『大洪水の前に』として刊行されることになりました。この作品は、マルクスのエコロジー論を経済学批判の中で体系的かつ包括的に論じ、資本主義批判や環境問題についての重要な理論を提起するものです。また、この本はマルクス生誕記念イヤーにあたる2018年に、マルクス研究界で最も権威あるドイッチャー記念賞を受賞したことからも、その重要性は明らかです。
斎藤氏はドイツの哲学者、マルクス・ガブリエル氏とも活動を共にしており、ガブリエル氏とスラヴォイ・ジジェク氏の共著書『神話・狂気・哄笑』の監訳も手掛けています。最近の日本において、彼の著作は注目を集めており、特にこの『大洪水の前に』は多くの人々の関心が寄せられています。
新たに刊行される本書は、藤原印刷株式会社と有限会社コスモテックの協力のもと、美しい箔押しが施された装丁が特徴です。新進気鋭のイラストレーター、マツダケン氏による大迫力のイラストも魅力で、全ての印刷物の中でも群を抜いた仕上がりとなっています。
さらに、特装版として、マルクス生誕201周年を記念して、限定201冊のシリアルナンバー入りの函付き版が販売されます。この特装版は販売場所が堀之内出版のウェブストアおよび特定のイベントに限定されているため、希少価値の高い一冊となっています。
書誌情報としては、『大洪水の前に:マルクスと惑星の物質代謝』は、資本主義と環境批判を融合させ持続可能なポストキャピタリズムの考察をしている、まさに今必要とされる理論的な指針を提供する書籍です。発売日は2019年4月24日、定価は本体3500円(税別)です。
斎藤幸平氏は1987年生まれで、大阪市立大学経済学研究科の准教授として活躍しています。これまでの著作や共著についても多岐に渡り、国際的な交流を通じて若手研究者としての地位を確立しています。彼の活動を支える関連イベントも続々と予定されており、今後の活躍から目が離せません。
会社情報
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株式会社堀之内出版
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