新たなウェブメディア「VIBES MEDIA」の登場
2019年12月24日、特徴的な新しいウェブメディア「VIBES MEDIA」が、だれもが手軽に利用できるβ版として公開されました。このメディアは、従来のページビュー数(PV数)ではなく、記事の内容そのもの、特にセンテンスに投資をするという新しい形を提案しています。
バイブスメディアのコンセプト
「VIBES MEDIA」は、記事が本当の想いを象徴するものとし、その表現が評価されることを目指しています。従来のメディアは、PV数を重視しており、読者の興味を引くために多くの工夫をこらす必要がありますが、Freewill社は、
の持つメッセージを大切にするべきだと考えました。
このプラットフォームでは、気に入ったセンテンスに最低100円から投資でき、様々な視点からの評価を受けることが可能です。合計12の観点から選ばれた評価基準に基づき、読者と作者が相互に評価し合う仕組みにより、記事や作者への信頼は高まります。このように、文章そのものが重要視されることで、質の高いコンテンツを提供できる環境が整っています。
SNSシェアで共通トークン
読者が記事をSNSでシェアすることで発行される「Freewill共通トークン」により、さらなる特典が得られます。このトークンは、ダイレクトメッセージを通じて作者にフィードバックを送ることができるなど、多様な機能が今後実装される予定です。また、トークンは「spin(スピン)」や「FREEWILL FREESPACE」でも利用可能となります。
Freewill Token Economyについて
Freewillが提唱する「Freewill Token Economy」は、持続可能な社会を構築するための取り組みです。誰でも参加可能で、参加するだけで地球規模の社会課題解決に寄与することができます。Freewillは、2020年中に利用者の数を3万人に増やす目標を掲げています。
株式会社Freewillの概要
株式会社Freewillは、2019年1月に設立され、グローバルSI事業やSES、国際インターンシップ支援サービスを提供しているITベンチャー企業です。代表を務める麻場俊行氏は、15歳でアメリカの高校に留学、その後世界各国を旅し、さまざまな業界での経験を積み、SDGsの理念を基にした社会課題の解決を目指す企業を立ち上げました。
新サービスのスタート
「VIBES MEDIA」のほかにも、3つの新サービスが同時に発表されました。ひとつは、世界中の才能を支援するクラウドファンディングプラットフォーム「spin」、もうひとつはビジネスアイデアを具現化する「FREEWILL FREESPACE」です。
これらは、いずれも「Freewill Token Economy」に基づいており、共通のトークンを利用することで多様な機能や特典を享受できます。
今後の展望
「VIBES MEDIA」は、今後の展望として、持続可能な社会の構築に貢献しつつ、より多くの読者から信頼されるメディアとなることを目指しています。最終的には、質の高いコンテンツが集まり、地球環境や人間社会の共存共栄を促進する取り組みを拡大していく意向です。読者や作者との相互作用を通じて、ウェブメディアの新しい形を創出するプロジェクトは今後の発展が非常に楽しみです。