感動をビジネスに変える「感動エンジン」が本当に凄い！

印刷業界に革新をもたらした「感動エンジン」が、今年9月に書籍として登場します。この書籍の著者である徳丸博之氏は、かつて廃業寸前だった印刷会社を見事に立て直し、年間売上を数千万円から17億円にまで引き上げました。その原動力となったのが、2004年に始まったネット印刷サービス「挨拶状ドットコム」です。

挨拶状ドットコムの革新性

このサービスは、挨拶状の文例やデザインを自由に選択し、印刷、発送までオンラインで完結できるものです。それまでの電話やFAXでの注文が当たり前だった業界において、挨拶状ドットコムは革新と利便性を提供しました。また、このサービスの根底には「感動が大切」という姿勢があります。人と人との繋がりを重要視し、感動を生み出すことがビジネスの成長に繋がると、著者は主張しています。

書籍の内容とメッセージ

書籍『ビジネスに活かす「感動エンジン」』では、感動がどのように人を成長させ、行動を促す原動力になるのかについて詳しく解説されています。ビジネスに感動を取り入れるメリットや、具体的な「感動エンジン」の構築方法についても言及されています。目次を見ても、感動を基盤にした様々なビジネス事例が紹介されており、読者が積極的に実践できる内容となっています。

著者の経歴

徳丸博之氏は、大阪市生まれ。大学時代には野球に情熱を燃やし、卒業後には三和銀行（現在の三菱UFJ銀行）で融資業務に従事していました。その後、家業を引き継ぎ印刷業に転職。印刷会社「株式会社グリーティングワークス」を立ち上げ、2004年からは挨拶状のネット販売事業をスタートしました。今や累計100万人以上の利用者を抱える同社は、ネットを通じた新たな挨拶状文化を築いています。

また、日本郵便が後援する「年賀状思い出大賞」など、社会貢献活動にも力を入れています。さらに、2019年にはジュニア向けのトレーニングジム「アスリートワークス」を設立し、子供たちの成長を支える取り組みも行っています。