医誠会国際総合病院が小児向けの治験を開始
医誠会国際総合病院が所属する医療法人医誠会は、2025年4月末から小児を対象とした国産不活化コロナワクチンの治験に参加するお子さまを募集しています。この治験は、主に6ヶ月から12歳までの子どもたちを対象とし、治験責任医師である小児科の齋藤広幸医師が中心となっています。募集は2025年5月から11月までを予定しており、全国的に新型コロナウイルス感染が拡大すると予想されている中、小児への感染予防の手段を拡充する重要な取り組みです。
治験の目的と概要
本治験で使用されるワクチンは、インフルエンザワクチンと同じ製法を使用して作成されたJN.1株に対応した国産の不活化コロナワクチンです。このワクチンが有効となることにより、全国の小児の健康と安全を守る新たな選択肢が提供されることが期待されています。
募集の詳細
- 生後6ヶ月〜12歳
- 過去6ヶ月以内にコロナワクチンを接種していない
- 2023年12月以降に新型コロナウイルスに感染していない
- - 実施内容: 2回のワクチン接種、採血、診察などを含む2〜3回の来院。
- ※来院時には、交通費の一部(10,000〜15,000円)が支給されます。
申込方法
治験への参加希望者は、以下の方法で申し込みが可能です。
- - 電話: 0570-099-166(9:00〜17:00)
コールセンターにて「小児科外来に繋いでほしい」とお伝えください。
件名に「小児科コロナワクチンに参加希望」と記入して、詳しい内容をリクエストしてください。
医療法人医誠会の信頼性
医療法人医誠会は1979年に大阪で設立され、現在は全国で病院やクリニック、介護施設などを運営しています。医誠会国際総合病院は、46の診療科を持ち、総職員数は1,971人を超えています。その取り組みとして、低侵襲治療や先進・先制医療、医療のデジタル化を進めており、中央管制システムを導入するなど国際標準の医療提供を目指しています。また、救急医療においても24時間365日対応可能な体制を整備しており、「断らない救急」「待たせない救急」をスローガンに掲げ、地域医療への貢献に努めています。
結論
本治験は、子どもたちの健康を守るための重要な取り組みであり、多くの家庭で関心の高いテーマです。医療法人医誠会は、信頼される国産ワクチンの開発を通じて、地域とつながり、健康を支える存在であり続けます。治験に関する理解と協力をお願い申し上げます。