三菱地所、VALT JAPANに出資
三菱地所株式会社が、就労困難者特化型のDXプラットフォーム『NEXT HERO』を運営するVALT JAPAN株式会社に出資したことを発表しました。この取り組みは、企業の労働力不足と就労困難者の経済的自立を同時に解決することを目指しています。
VALT JAPANは、就労困難者と企業の短期的なマッチングにとどまらず、就労困難者が継続的に一般就労できるような支援を提供することを目指しています。そのためには、さまざまなデータを蓄積し、それを基にした就労支援サービスを開発していく必要があります。
新たな就労機会の提供
VALT JAPANの取り組みでは、就労困難者が新たな形での就労機会を提示されることが期待されています。これにより、企業は不足している労働力を確保し、一方で就労困難者は経済的な自立へとつながるでしょう。
三菱地所株式会社は、「Sustainable Development Goals 2030」の実現を目指しており、その中でも「Diversity&Inclusion」を重要テーマに掲げています。このビジョンに基づき、VALT JAPANとの共創を通じて、就労困難者や企業の双方が抱える課題を解決するためのインフラを構築していく方針です。
VALT JAPANの概要
VALT JAPAN株式会社は、東京都千代田区に本社を置く企業で、2014年8月に設立されました。代表者は小野貴也氏で、URLは
こちらです。同社は、就労困難者と企業の新たな相互作用を生み出すことを目指しています。
BRICKS FUND TOKYOの目指すもの
三菱地所が運営するBRICKS FUND TOKYOは、社会課題の解決、産業構造の転換など中長期的な社会インパクトを目指します。このファンドは、社会に貢献するスタートアップへの投資と事業支援を行い、「成長産業の共創」を目指すものです。詳しくは
こちらをご覧ください。
まとめ
三菱地所のVALT JAPANへの出資は、就労困難者支援の新たな可能性を開くものです。企業が抱える労働力不足に対して、社会全体で解決に向けて取り組む姿勢が求められている中で、この取り組みがどのように展開されていくのか注目されます。