エルメス財団が主催する夏のオープンクラス
東京の亀有で、エルメス財団が2026年7月から8月にかけて特別なアートイベント「金属に学ぶ、五感で考える:夏のオープンクラス」を開催します。このイベントは、自然素材をテーマにした職人技術や手わざのプログラム「スキル・アカデミー」の一環であり、初めて金属を中心に据えた内容となっています。
金属とアートの新たな対話
このオープンクラスの中核には、金属の特性やその利用方法を独自の視点から探求する3組のアーティストがいます。特に、レオノール・セラーノ・リヴァスは、無機物と有機物の融合をテーマにした作品を展示し、観客を引き込むハイブリッドな生態系を視覚化します。彼女のアプローチは、電気鋳造技術を応用して朽ちた植物を金属で保護し、金属が植物を宿主として結晶化する様を見せます。
また、Playfoolによるカメ型ロボットも、周囲の環境に呼応しながら自律的に動き、観客に接近します。これにより、観客はデジタル時代において金属と私たちの日常生活の関連性を感じることでしょう。金属が持つ美しさやその科学的特性が、どのようにアートとして表現されるか、深く体験できる機会が提供されます。
花火:金属の魅力を探る
アーティストの島田清夏は、花火を通じて金属の物質性に光を当てます。彼女の作品は、金属原子の振る舞いを視覚的に表現し、観客が金属の本質に気づくきっかけを与えます。特に、熱を加えた際に金属が発する色は、観客にとって忘れられない印象を残すことでしょう。
有意義なワークショップ
また、夏のオープンクラスでは、金属に触れるワークショップや専門家とのトークも用意されています。DAIKEI MILLSによる建築づくりの体験や、ジュエリーデザイナーの奥山慎とのジュエリー制作ワークショップなど、クリエイティブな学びの場としても機能するこのイベントは、事前申し込みが必要です。
さらに、春に開催された中学生・高校生向けのワークショップの成果も展示されます。若い世代が金属に触れ、言葉や道具を通じて表現した成果を見られる機会です。
イベントの詳細
- - 会期: 2026年7月15日(水)〜 8月16日(日)
- - 開館時間: 11:00~19:00
- - 休館日: 月・火(ただし7/20、8/11は開館)
- - 入場料: 無料
- - 会場: SKAC(SKWAT KAMEARI ART CENTRE)
- - 住所: 東京都葛飾区西亀有3-26-4
- - 主催: エルメス財団
- - URL: エルメス財団公式サイト
この特別な夏のオープンクラスに参加して、金属を通じたアートの新たな魅力に触れてみませんか?