鉄板焼ケルン、株式会社ottoとの資本提携で新たな展開へ!
2024年9月2日、埼玉県川越市に本社を構える株式会社大都会は、東京都渋谷区に拠点を置く株式会社ottoとの資本業務提携を正式に発表しました。この提携は、人気の鉄板焼店「鉄板焼ケルン」の事業を引き継ぎ、さらなる発展を目指すものです。
鉄板焼ケルンの背景
鉄板焼ケルンは、1991年に創業し、30年以上にわたって地元の人々に親しまれてきた老舗の鉄板焼レストランです。店内では、ドイツの店舗でソムリエとして活躍した経験を持つシェフや、ミシュランの星を獲得した店で修業を重ねたシェフが提供する絶品の料理を味わうことができます。特に、A5ランクの黒毛和牛や新鮮な魚介類を使用したメニューと共に、ソムリエが厳選したワインも楽しめることが魅力となっています。きめ細やかなサービスと卓越した技術により、鉄板焼ケルンは今後の展開に大きな期待が寄せられています。
提携の狙いと背景
この資本業務提携の背景には、法人の代表取締役である金子慶三氏の後継者不在という悩みがあります。彼は事業の承継を真剣に考え、最適なパートナーとして株式会社ottoを選びました。ottoは、飲食業界の多店舗展開において経験豊富な企業であり、これまでにもブランドの持続と新たな価値の創造に取り組んできました。特に、食べログ百名店に選出された饂飩店や、台湾風の担々麺専門店とのコラボレーションを実現してきた実績があります。
提携によって、鉄板焼ケルンの独自の調理技術と演出に加え、株式会社ottoのホスピタリティーや多店舗展開のノウハウが融合されることが期待されています。これにより、川越におけるインバウンド需要の取り込みと、さらなる地域密着型の店舗展開を進めていく方針です。
今後の展望
地域に愛される鉄板焼ケルンは、今回の資本提携を契機に、さらなる成長を目指します。金子氏は、「お客様に愛される店を維持しながら、さらに多くのお客様に新たな体験を提供できるよう努力していきます」と述べており、期待感が高まっています。地方発の老舗が大手企業との提携により創り出す新たな価値に、その目が離せません。
今後も鉄板焼ケルンの動向に注目が集まること間違いないでしょう。これからの川越において、鉄板焼ケルンの存在感がどのように発展するのか、その行く末を見守りたいと思います。