食の自給率応援
2025-04-22 10:53:21

地域で育てる!2025年食の自給率応援プロジェクトの参加者を募集中

日本の食料自給が危機に瀕している昨今、自らの手で育てるという体験を通じて、食の大切さや国内生産の意義を考えるプロジェクトがある。「食の3重丸」というこのプロジェクトは、一般財団法人雑賀技術研究所が主催し、食料自給率の向上を目指す取り組みである。日本の食料自給率は約38%、特に大豆の自給率は7%、ごまに至っては0.1%以下という悲惨な状況だ。このプロジェクトは、特に大豆とごまの栽培を通じて子どもたちに「食べること」や「育てること」への興味を持たせ、食料自給の意義を深く理解させることを目的としている。

プロジェクトは今後、2025年もさらなる参加者を迎え入れ、保育園や幼稚園、学校など教育機関に大豆またはごまの栽培を促す。参加者には栽培キットが提供され、種やプランター、栽培手順書などが含まれる。自らが育てたものを食べる体験は、食事に対する興味を引き起こし、日本の食文化の重要性を理解する一助となる。しかし、単に大豆やごまを育てるだけではなく、その過程での苦労や喜びを通じて、食への感謝の念を育むことが何よりも大切だ。

参加者は、以下のコースから選ぶことができる。栽培キットコースでは、育てた大豆またはごまを基本にし、種や必要な道具一式が届く。団体コースでは、幼稚園や学校など複数人での取り組みを行うことができ、みんなで楽しむことができる。

「食の3重丸」は参加者の募集を2025年4月16日から始め、多くの人々にこの活動への参加を呼びかける。参加することで、子どもたちだけでなく、地域全体が食に対する意識を高め、未来の食料問題に立ち向かう力を養うことができる。地元の食材や作物を知り、育てて、食べる喜びを共有することは、今後の日本にとって欠かせない教育の一環であるとして、プロジェクトの成功を目指している。

一般財団法人雑賀技術研究所は、食の安心・安全を確保するため、日本の農業を守り、持続可能な発展を目指すとともに、食の大切さを広げる活動を続けている。また、食について学ぶことは、単に栄養を得るという目的だけでなく、文化や季節の移り変わりを感じること、さらには未来の子どもたちに対する思いやりを育てることにもつながる。

この「食の3重丸」、是非参加してみてはいかがだろうか。皆で食料自給の向上を目指し、育てる楽しさを感じながら未来のための一歩を踏み出そう。詳細については、公式サイトを参照してほしい。


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会社情報

会社名
一般財団法人 雑賀技術研究所
住所
和歌山県和歌山市黒田二丁目1番20号
電話番号
073-474-0860

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