神奈川県が放課後児童クラブでのむし歯予防事業を開始

神奈川県子どもたちのためのむし歯予防事業が始まる

株式会社明日葉は、神奈川県の健康医療局保健医療部健康増進課と連携し、2025年9月から放課後児童クラブで「集団フッ化物洗口」事業を開始することを発表しました。

この事業は、神奈川県内の指定された放課後児童クラブに通う小学生を対象としており、子どもたちの歯の健康を守ることを目的にしています。むし歯を予防するために、フッ化物洗口液を使用したブクブクうがいを行い、健康的な生活習慣を身につけることを目指します。

プロジェクトの背景

2025年1月から3月にかけて実施されたモデル事業の成果を受けての新たな取り組みです。選定された放課後児童クラブは、湯河原町内の学童保育所3か所（湯河原小学校、吉浜小学校、東台福浦小学校）および大磯町の学童保育クラブ（大磯小学校）の計4施設です。このプロジェクトは、地域の子どもたちに対し、むし歯予防の重要性を啓発する素晴らしい機会となるでしょう。

参加方法

フッ化物洗口の実施を希望する児童を対象にしたこのプログラムは、2025年9月3日（水曜日）のおやつタイム後にスタートします。以降、2026年3月までの約半年間、週に1回の頻度で実施が予定されています。参加希望の児童は学年を問わず対象とするため、多くの子どもたちがこの有益な取り組みに参加できることを期待しています。

むし歯予防の重要性

むし歯は歯の喪失を引き起こす主な要因であり、早期の対策が求められます。むし歯になる年齢を遅くするためには、乳幼児から学齢期にかけての対策が重要です。具体的には、フッ化物の適正な利用、日常的な歯みがき、甘いものの摂取制限が挙げられます。特にフッ化物は、緑茶や海藻、魚介類などに含まれ、適正濃度で使用することで、むし歯菌の酸から歯を防護し、既に侵された歯を修復する効果があります。

集団フッ化物洗口のメリット

集団フッ化物洗口は、個々の環境に関係なく、全ての参加者がむし歯予防の効果を享受できる方法です。厚生労働省が推奨するこの方法では、希望する児童が医薬品としての洗口液を口にし、集団でブクブクうがいを行います。この方法は、フッ化物配合の歯磨き粉との併用によりさらに効果が高まると言われています。

株式会社明日葉は、これからも地域社会の健康を高めるための取り組みを続けていく所存です。子どもたちや家庭、地域全体の笑顔を創出するために、これからも努力を重ねていくことでしょう。

会社概要

株式会社明日葉は1992年に設立され、東京都港区に本社を構えています。"Make A Smile!"を合言葉に、こどもたちとその家庭、地域の人々の笑顔を増やすことを目指して、様々な子育て支援を行っています。放課後児童クラブやこども教室、児童館などを運営する中で、変化する社会においてより良い育成環境を整えるために力を注いでいます。

詳細は公式ウェブサイトでご確認ください: 明日葉公式サイト