南阿蘇鉄道のタッチ決済
2025-01-15 14:28:36

南阿蘇鉄道が導入するタッチ決済サービスの詳細と利便性

南阿蘇鉄道がタッチ決済サービスを開始



南阿蘇鉄道株式会社は、2025年1月20日から全駅で「タッチ決済」サービスを導入することを発表しました。この新しいサービスは、クレジットカードやスマートフォンを使って、わずかにかざすだけで乗車できるという利便性が特徴です。南阿蘇鉄道の高森線、立野駅から高森駅までの区間で利用可能で、観光トロッコ列車を除くすべての列車が対象となります。

サービスの概要


このタッチ決済サービスは、三井住友カードが提供する「stera transit」をベースにしています。利用者は、タッチ決済に対応したカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、スマートフォンを使ってスムーズに乗車が可能です。サービスを利用するには、車両の乗降口に設置された読み取り端末にカードやスマートフォンをかざすだけで完了します。

また、対応するブランドには、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯が含まれ、Mastercardも今後対応予定とされています。このことで、より多くの利用者がキャッシュレス決済を享受できるようになります。

共同事業の背景


このプロジェクトは、株式会社ニモカ、レシップ株式会社、QUADRAC株式会社などが共同で推進しております。特に地域のデジタル化や公共交通の持続可能性向上に注力しており、公共交通のキャッシュレス化を進める取り組みの一環です。これは、観光地南阿蘇にふさわしい新しい交通手段として、地元住民や観光客に高い利便性を提供することを目指しています。

タッチ決済の特長


タッチ決済は、特別な場合を除いてサインや暗証番号の入力が不要なため、スピーディーかつ安全に支払いが行えるのが特徴です。この方式は、コンビニエンスストアや飲食店など日常的に多く利用されており、公共交通機関への導入も進むことで、さらなる利用シーンが広がっています。

また、タッチ決済の利用履歴は、QUADRACの提供する「Q-move」プラットフォームを通じて確認できるため、自分の乗車情報を手軽に管理できます。

期待される効果


「stera transit」は、キャッシュレスの導入による利便性向上だけでなく、感染症対策やインバウンド観光の促進、地域のキャッシュレス決済推進など多岐にわたる効果が期待されています。さらに、このシステムはMaaS(Mobility as a Service)やスマートシティの認証基盤としても活用される可能性があります。

まとめ


南阿蘇鉄道におけるタッチ決済サービスの導入は、地域交通の未来を見据えた重要な一歩です。これにより、地元住民や観光客の移動がより便利で安全になることが期待され、南阿蘇地域の活性化につながることでしょう。キャッシュレス社会へ向けて、新たな交通手段が確立される過程を見逃さないでください。


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会社情報

会社名
三井住友カード株式会社
住所
東京都江東区豊洲二丁目2番31号 SMBC豊洲ビル
電話番号
03-6634-1700

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