Ayla Networks、IoT/M2M展で新機能を披露しスマート製品を加速
Ayla NetworksがIoT/M2M展に出展
Ayla Networksは、2017年5月10日から5月12日まで東京ビッグサイトで開催される「IoT/M2M展」に出展し、同社の最新のIoT向けクラウドPaaSソリューションであるAyla PaaSの新機能とユースケースを披露します。特に注目すべきは、Amazon Alexaとの統合機能や、機能が強化されたAyla Insights 2.0です。
Amazon Alexaとの統合
Ayla PaaSは、AWS上でコードを記述したりサーバーの設置を行わずに、製造メーカーがAlexaボイス・サービスの音声コマンドを使ってIoT製品を容易に制御できる機能を提供します。これにより、IoT製品の操作がこれまで以上に手軽になり、消費者にとってもより便利な体験が実現されます。この統合によって、IoTビジネスを運営するメーカーは、迅速かつスムーズに製品のマーケティングや販売を行うことが可能になります。
Ayla Insights 2.0の機能強化
新たに発表されたAyla Insights 2.0では、データ分析やビジネスインテリジェンス機能が大幅に強化されています。具体的には、稼働中のIoT製品の地理的分布を追跡・分析する機能や、製品モデルやデバイスのプロパティ、ご利用のソフトウェアバージョンなどに基づく高度なフィルタリング機能が追加されました。
また、どのIoT製品やその特性が最もよく利用されているかを測定するためのDatapoint分析機能も実装されており、製造メーカーにとって、今後の製品設計に価値ある情報を提供します。加えて、柔軟なレポーティング機能や、通信頻度の追跡・分析が可能なトランザクション/ API分析機能も新たに搭載され、企業にとって更なる業務改善の手段となるでしょう。
WeChat認証のネイティブサポート
Ayla Networksは、ユーザーの認証プロセスを向上させるために、WeChatとの統合も進めています。この新機能により、アジア市場の消費者がWeChatを通じてAyla対応製品にアクセスできるようになります。WeChatユーザー数が8億人を超える中、これは非常に大きなマーケットチャンスといえるでしょう。
まとめ
Ayla Networksは、IoT特有の複雑性を解消し、製造メーカーがスマートコネクテッドシステムを実現する手助けをしています。今回のIoT/M2M展では、これらの新機能がどのように市場に影響を与え、ビジネスの競争力を高めるかを示す良い機会となるでしょう。多くの企業がこのプラットフォームを活用し、製品の進化を促進することが期待されています。IoTの未来を見据えた革新がここにあります。
会社情報
- 会社名
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Ayla Networks
- 住所
- 4250 Burton Dr, Santa Clara, CA 95054
- 電話番号
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