コリアーズのサステナビリティ
2025-06-16 14:27:17

コリアーズ・ジャパン、2024年グローバル サステナビリティ レポートを発表

コリアーズ・ジャパン、2024年グローバル サステナビリティ レポートを発表



2024年、コリアーズ・インターナショナル・ジャパン株式会社は、「2024年グローバル サステナビリティ レポート」を発表しました。このレポートでは、2021年に設定したサステナビリティに関する目標について、その成果と進捗状況を明らかにしています。

アジア太平洋地域の成果


アジア太平洋地域において、コリアーズはスコープ1および2に関する排出量が1平方フィートあたり39.6%減少したと報告しています。特筆すべきは、この地域での使用面積が19%増加したにもかかわらず、スコープ2の排出量は23%減少した点です。これは、同社がどれだけ効率的な運営を行っているかを示しています。

コリアーズのアジア太平洋地域のCOO、サム・ハーヴィー=ジョーンズ氏は、サステナビリティへの関心が急速に高まっている現状について「我々は信頼されるパートナーとして誇りを持っている」とコメントしています。また、各市場での取り組みが共通して進展していることに対しても注目しています。

グローバルでの成果


レポートには、以下のような重要な成果が含まれています:
  • - スコープ1および2の温室効果ガス排出量が27.6%削減。
  • - コリアーズオフィスの87.4%がWELL Health-Safety Ratingを取得。
  • - 電気自動車(EV)の導入台数が170台を超え、前年に比べ5倍の増加。
  • - グローバルな従業員エンゲージメント調査の参加率は88%に達し、外部のベンチマークを上回る結果となりました。
  • - 社会貢献活動「Colliers Gives」のボランティア目標の68%を達成。

これらの成果は、コリアーズの持続可能なビジネスモデルの実行に向けた強い意欲を示しています。

新サステナビリティ戦略「Built to Last」


コリアーズは、2025年第1四半期に実施されるマテリアリティ評価に基づき、「Built to Last(ビルト・トゥ・ラスト)」という新たなサステナビリティ戦略を策定しました。この戦略は、環境・社会・ガバナンス(ESG)の重要な課題に取り組むための3つの主要な柱から構成されています:
  • - 環境の持続可能性を重視し、脱炭素化への取り組みを強化。
  • - インクルーシブで健康的な職場環境の提供。
  • - 倫理的なガバナンスと実践の推進。

コリアーズのグローバル会長兼CEOであるジェイ・ヘニック氏は、会社の強みを生かしてオーナーや投資家へのサステナビリティ目標の支援を進めていくと述べ、2024年の成果を誇りに思っていると語っています。

組織のリーダーシップ強化


さらに、コリアーズはトーニャ・ラグラスタ氏をグローバル・ヘッド・オブ・サステナビリティに任命しました。彼女は多くの業界で20年以上の経験を持ち、サステナビリティのリーダーとして、今後は「Built to Last」の実行を責任を持って統率します。ラグラスタ氏は「サステナビリティは、私たちの価値観を行動で示すものであり、長期的なレジリエンスへの道筋である」とし、その重要性を強調しています。

まとめ


2024年のグローバル サステナビリティ レポートは、現在の状況だけでなく未来への展望を明確に示しています。コリアーズ・ジャパンは引き続き、環境と社会に配慮しながらビジネスを展開し、持続可能な社会の実現に向けて努力していく所存です。レポートの全文は英語でコリアーズの公式ウェブサイトからご覧いただけます。


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会社情報

会社名
コリアーズ・インターナショナル・ジャパン株式会社
住所
東京都千代田区丸の内3-2-3丸の内二重橋ビル18階
電話番号
03-4572-8600

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