パレスチナの未来を語るワールドカフェディスカッション開催のご案内

パレスチナ問題は、1948年のイスラエル建国と共に始まり、長年にわたる紛争の歴史を持っています。この地域で起きている最近の出来事は、世界を驚かせ、関心を呼び起こしています。特に2023年10月におけるハマスによる攻撃、その報復としてのイスラエル軍の攻撃が、パレスチナ人社会に深刻な影響を及ぼしています。これらの状況は、国際社会からの非難を浴びていますが、同時に私たちが抱える課題を再認識させられます。

これまで76年間続くこの複雑な問題を考える上で、正確な情報を得ることは極めて重要です。そこで、途上国に特化したメディア「ganas」は、2025年7月5日（土）15:00より、ワールドカフェ形式でのディスカッションイベント『パレスチナ講座』を開催します。この講座は、難解なパレスチナ問題について深い理解を得ることを目的としています。

異なる視点から学ぶ

チューターを務めるのは、元JVCのスタッフである並木麻衣さんと、国境なき子どもたちでパレスチナに関わった佐藤健太郎さんです。両者はそれぞれ異なる視点から、パレスチナとイスラエルの現状や歴史について講演を行い、参加者の皆さんにはワールドカフェ形式での意見交換を楽しんでもらいます。

1. パレスチナの歴史とシオニズム、ガザの状況
2. 西岸地区での生活・体験談
3. ユダヤ系米国人とアラブ系イスラエル人の視点
4. 『100年後のパレスチナ』を妄想する

各トピックについてのディスカッションを通じて、参加者1人1人が自らの意見を持つことの大切さを学んでいただけます。

参加のメリット

この講座に参加することで、次の4つのメリットがあります。

1. リアルなパレスチナ問題を理解できる
　教科書では学べないような、多様な視点からの知識を学ぶ機会です。
2. 考えを整理し、他人に伝える能力が高まる
　ディスカッションを通じて、意見を的確に表現する力が養われます。
3. さまざまな人とのネットワーキングを実現
　ディスカッション後には交流会もあり、多様なバックグラウンドを持つ参加者とつながるチャンスです。
4. パレスチナ問題を多角的に考える力を養える
　複雑な歴史を持つ中でも、違った視点から物事を捉える力が身につきます。