昭和の少女たちと共に歩んだ『りぼん』の魅力
2026年1月23日、株式会社河出書房新社から新たな書籍が発売されます。その内容は、少女マンガの象徴とも言えるマンガ雑誌『りぼん』の70年代後半におけるおとめチックブームを代表する、陸奥A子、田渕由美子、太刀掛秀子という三人の漫画家の画業を徹底的に特集したものです。書名は『陸奥A子・田渕由美子・太刀掛秀子りぼん70'sおとめチック☆エポック』です。この書籍は、税込定価1,980円で販売されます。
70年代おとめチックブームの中心にいた三人の作家
1970年代後半、少女たちの心を掴んで離さなかった「おとめチック」というジャンルが存在しました。その中心で活躍したのが、陸奥A子、田渕由美子、太刀掛秀子です。本書では、彼女たちの代表作や貴重なカラーイラストを250点以上も収録しています。
特に注目すべきは、スペシャル対談やロングインタビューです。陸奥A子さんと萩岩睦美さんの対談や、田渕由美子さんと岩井俊二さんの対談は、当時のマンガ界やその後の影響を知るのに非常に貴重な内容となっています。さらに、太刀掛秀子さんのロングインタビューでは、彼女が『りぼん』から得た居場所について語られています。
豪華なイラストギャラリー
本書には、3人が描いた『りぼん』の全表紙ギャラリーも収録されています。なかでも「こんぺい荘のフランソワ」や「フランス窓便り」、「花ぶらんこゆれて…」などの人気作のカラーイラストは、当時の華やかな少女たちの心情を見事に表現しています。
また、おとめチックブームの期間中に発行された『りぼん』のふろくも詳細に振り返られる内容となっていて、ファン必見の内容です。
新たな展覧会も注目
この書籍の発売とともに、各地で関連する展覧会も開催されます。ひとつは「カワイイ界隈! 陸奥A子・松本かつぢ展」です。この展覧会では、まさに当時のおとめチックなイラストが展示され、ファンにとってはまるでタイムスリップしたような感覚を味わえることでしょう。この展覧会は、2026年1月17日から2月24日まで開催されます。
もうひとつの関連展覧会は「太刀掛秀子展 ~『りぼん』70'sおとめチック☆エポック~」です。こちらも、多彩な作品が展示され、今後の少女マンガの発展に与えた影響を明らかにする内容となっています。
まとめ
『陸奥A子・田渕由美子・太刀掛秀子りぼん70'sおとめチック☆エポック』は、昭和の少女たちが夢中になったマンガの魅力を再活性化させる一冊です。圧倒的なイラスト数と充実した対談を通じて、当時の少女たちの心の中にあった夢や思いを感じることができる貴重な書籍となっています。ぜひ全国の書店とネット書店で手に取って、その魅力を味わってみてください。