ユーザー認証とゼロトラストの再考
2024年6月13日(木)に開催されるウェビナー『GWまとめてキャッチアップ! あらためて学ぶユーザー認証・ゼロトラスト<5日目>』では、現在のIT環境におけるユーザー認証とゼロトラストの重要性について、詳しく学ぶことができます。このウェビナーは、先日実施されたセミナーの再放送で、昨今のセキュリティニーズやシステム課題に焦点を当てます。
セミナーで学べる内容
本セミナーでは、特に古いWebシステムやオンプレミス環境とIDaaS(Identity as a Service)との連携に関する問題を扱います。特に注目すべきは、SAML(Security Assertion Markup Language)というプロトコルへの適切な対応方法です。このプロトコルは、異なるインターネットドメイン間でのユーザー認証に使われますが、社内システムやAWS上の独自システムの多くはSAMLに未対応です。
よって、これらのシステムとIDaaSをどのように連携させるかが大きな課題となります。特に、MFA(多要素認証)の普及が進む中で、IDaaSの導入が必須と言えるでしょう。それにより、ユーザーの安全性や業務効率が大きく向上します。
IDaaSの重要性と課題
最近ではテレワークの普及により、クラウドサービス(SaaS)の利用が増えたこともIDaaSの重要性を後押ししています。Salesforceなどのプラットフォームがセキュリティ強化に取り組んでいる背景には、MFAの必須化があります。これに対応するために、IDaaSは特に重要な役割を果たします。
しかし、IDaaSの導入は全ての問題を解決するわけではありません。社内のオンプレミスシステムやカスタム開発されたアプリケーションがSAML非対応の場合、IDaaSとの連携が難しいのが現状です。一部のIDaaS提供者では、代理認証という方式を利用してSAML非対応のシステムと認証を連携させることも可能ですが、これにはセキュリティ上のリスクも含まれます。
解決策の提案
このウェビナーでは、Okta、OneLogin、TrustLogin、IIJ ID、Microsoft Entra ID(旧AzureAD)などのさまざまなIDaaSと社内業務システムをセキュアに認証連携する具体的なソリューションを紹介します。企業のセキュリティ向上や業務効率化に役立つ方法についての実践的な知識を得られる貴重な機会です。
参加方法
興味をお持ちの方は、詳細と参加申込みをぜひチェックしてください。マジセミ株式会社は、今後も参加者にとって有益なウェビナーを予定しています。過去のセミナーの資料や新たに募集中のセミナーについては、公式サイトから確認できます。
マジセミ株式会社
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