男性のために開発された初の水平型小型日傘「ZenShade」

世界初の男性用小型日傘「ZenShade」の登場

近年、猛暑の影響で注目されているのが日傘の使用。しかし男性がこれを持つことに対する抵抗感は根強く存在しています。そんな中、岡山市のライフスタイルブランドHorizonが開発した「ZenShade」が、男性の日傘の文化を変えるかもしれません。この新型小型日傘は、世界初の水平・最小型として注目を集めており、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて、2025年8月5日から9月19日まで資金を募る予定です。

開発の背景：日傘は女性のものという常識を覆す

「男が日傘を持つのはかっこ悪い」といった固定観念の中、Horizonの代表伊東洋子は、「私たちが信じる新しい文化を作りたい」との思いからこのプロダクトを手掛けました。これまでの男性用日傘は、どれも女性用をもとにしたもので、サイズが大きく、形も丸型で目立つものでした。結果的に多くの男性が、「恥ずかしい」と感じてしまう製品が多かったのです。

「ZenShade」の特長

ZenShadeは、都会で働く男性をターゲットにした、見た目がスマートな45cm四方のスクエア型で、重さは160gとスマートフォン並み。晴天専用で、真上からの直射日光を集中して遮るデザインとなっており、男性も自分を守るための装備として、より積極的に使用できる日傘を目指しています。

この日傘は、見通しが良く、混雑した場所でもストレスなく使え、一歩進んだファッションアイテムとしての要素も兼ね備えています。モニターからは、軽さやデザインが好評で、使い心地も評価されています。

デザインと仕様

ZenShadeは、黒色綿生地やインディゴ染和柄生地を使用しており、自然素材から作られています。そのため、体感温度を下げる効果が期待でき、UVカット率は80%以上。サイズは開傘時に45㎝のスクエア型で、折りたたむと全長が28㎝になるため、持ち運びにも便利です。また、シンプルなデザインがスーツやカジュアルウェアとも相性抜群です。

持ち手には、熟練の職人が手がけた天然木を使用し、握りやすさにもこだわっています。留めバンドはロープ式で、持ち運び時にもスタイリッシュに使えるよう設計されています。

今後の期待とクラウドファンディング

「ZenShade」は日差しから私たちを守るだけでなく、使うことで周囲の印象や価値観をも変えていきます。「日傘を使うことが恥ずかしい」という考え方を覆し、より多くの男性に受け入れられることが期待されています。クラウドファンディングに参加することで、男性用日傘の新たな文化を作る一端を担うチャンスです。詳細はKickstarterにて確認できます。

Horizonについて

Horizonは2025年に創業し、ライフスタイルブランドやクリエイティブ事業を展開しています。ZenShadeの成功を受けて、日本国内でもシリーズ展開を視野に入れています。近未来の男の日傘文化の発展に寄与する製品として注目が集まっています。

懸念されていた「男性が日傘を使うこと」が、近い将来に新しいトレンドとなるかもしれません。Horizonの「ZenShade」は、これからの季節に向けて注目したい商品です。