新サービス『AI Studio』登場
中小企業向けの新たなAIトータルソリューション、「AI Studio」がリリースされました。このサービスは、企業がAIを導入する際の初期投資を大幅に抑え、成果に応じた報酬体系を採用することで、AI導入のリスクを最小限に抑えることを目指しています。
AI導入の現状と課題
現代ビジネスにおいて、AIは営業や業務の効率化、顧客対応など多岐にわたる分野での活用が進んでいますが、国内のAI導入率は依然として低く、中小企業においては約13%から27%程度に留まっています。この背景には、初期投資の高さや投資対効果(ROI)の不透明さ、社内にAIに詳しい人材が不足していることなど、さまざまな理由があります。多くの中小企業は「導入に対する不安が大きい」と感じており、相応のニーズはあるものの、実際の導入には二の足を踏むケースが多いのが実情です。
成果報酬型の新たなアプローチ
『AI Studio』は、こうした現状を打破するために、「導入リスクを限りなくゼロにする」という新しい理念のもと、成果報酬型の料金体系を導入しました。結果につながることでのみコストを支払う仕組みとなっており、そのため初期投資の負担を著しく軽減します。
この新しいサービスには、以下の特徴があります。
- - 「まずは試してみたい」と考える企業向けに、小規模なPoC(概念実証)で始めることが可能。
- - 成果が出ない場合は費用がかからないため、リスクを感じずにAIの導入を進められます。
- - 営業メールの自動化や議事録の要約など、日常的な定型業務をAIに任せることで、業務の効率化が可能です。
提供される4つの主要サービス
AI Studioでは、以下の4つの要素からなるトータルソリューションを提供します。
1.
AI導入コンサルティング: 専門知識がなくても安心してAI活用に取り組めるよう、戦略設計から効果測定までサポート。
2.
生成AIツール・ソリューション提供: Difyやn8nなど、すぐに業務に使えるツールを用意。
3.
生成AI受託開発: 特定の業務を解決するオーダーメイドのAIを開発。
4.
AI組織化支援サービス: 組織全体のAIリテラシーを高め、自立したAI活用文化を醸成します。
成果報酬モデルの具体例
AI Studioでは、成果を2つのカテゴリに分け、それぞれに応じた成果報酬モデルを構築しています。
- - 直接的成果: 売上の増加や工数・人件費の削減、新規顧客の獲得数など。
- - 間接的成果: 業務品質の向上やエラー発生率の低下、従業員エンゲージメントの向上。
これらの成果に応じた報酬を設定することで、明確な投資対効果を提供します。
実際のユースケース
具体的な利用シナリオとしては、以下のような業種での活用が想定されています。
- - 人材紹介業では、応募者対応や日程調整をAIが自動化し、成果報酬が設定されます。
- - EC・小売業では、商品問い合わせやカスタマーサポートをAIが担い、これによる購入率向上が成果報酬として評価されます。
- - 士業(税理士・社労士・法律事務所)では、初回相談予約をAIが代行し、新規顧客獲得数に応じた報酬が設定されます。
- - 医療・クリニックでは、予約や問い合わせの代行をAIが行い、診療予約件数に基づく報酬が支払われます。
代表者のメッセージ
代表の山本和武氏は、「生成AIの進化が進む中で、多くの中小企業が導入に対して不安を感じています。この問題を解消し、AIの活用を支援することで、すべての中小企業が利益を得られるような社会を目指しています」と述べています。
中小企業が安心してAIを導入し、成果を享受できるよう、AI Studioは全力でサポートします。
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