小学館の文芸誌「GOAT」は新たなステージへ
本日、学館の文芸誌「GOAT」は待望の第3号「GOAT Winter 2026」を発売し、それに合わせて、既刊の第2号のオーディオブック及び「GOAT meets」のオーディオ化を同時に実施しました。これにより、読者は視覚ではなく聴覚でも作品の世界を堪能できるようになります。
オーディオブックの魅力
通常、オーディオブックは単行本を元に制作されることが多いのですが、「GOAT」シリーズでは、文芸誌に収録された作品をそのまま音声化するという新しい試みが行われました。小川哲さんの作品『落ち着いて』は、俳優の三浦透子さんがナレーションを担当。彼女の切ない声色が、作品の持つ深い雰囲気をさらに引き立てています。
また、朝吹真理子さん自身による朗読も実現。「GOAT meets」の中で彼女が手掛けた『きいて』や『きんぎょのひるね』といった作品も、彼女の声を通じて新たな魅力を発見することができます。
これらの音声作品は、Amazonオーディブルと連携し、順次“From GOAT”シリーズとして配信されます。
注目の音声配信作品
多様な作品が収録されており、リスナーはそれぞれの作家ならではの魅力を体験することができます。参加作家には朝井リョウや市川沙央、阿部和重などの人気作家も揃っています。
新たな短歌賞の開催
さらに、「GOAT」がことばの投稿・閲覧SNSアプリ『コトアム』と初めてコラボレーションし、「ゴートアム短歌賞」を開催することが発表されました。選者には著名な歌人の俵万智さんと、ロックバンド「くるり」の岸田繁さんが迎えられ、立会人には書評家の渡辺祐真さんが務めます。
この短歌賞の応募期間は2025年12月3日から2026年1月15日まで。応募の詳細については、人気の高いこの短歌賞に参加したい方はぜひ、
こちらのリンクをチェックしてください。
俵万智さんと岸田繁さんの対談
「GOAT Winter 2026」では、俵万智さんと岸田繁さんの対談記事も特別に掲載されています。彼らの対談では、音楽的な作品構成や短歌賞についての抱負を率直に語っており、読者にとっても貴重な読み物となっています。
未来への展望
「GOAT」は今後も新たな協業を積極的に進めていく計画です。今回のオーディオブックや短歌賞の取り組みを通じて、より多くの人々に日本の文学を楽しんでいただけることを目指しています。
本日より発売中の「GOAT Winter 2026」の詳細は、
小学館の公式サイトからご覧いただけます。今後の「GOAT」シリーズにぜひご注目ください。