ワイハウ、Pavilionsの役員異動を発表
THE WHY HOW DO COMPANY株式会社(通称:ワイハウ)は、最近開催された取締役会にて、子会社のPavilions株式会社に関する役員異動を決定したことを発表しました。この異動は、音楽プロデューサー小室哲哉が率いるPavilionsの更なる成長を目指して実施されるもので、音楽事業への影響が期待されます。
異動の背景
ワイハウのグループ内で展開しているエンターテインメントセグメントにおいて、特に音楽事業は小室氏のリーダーシップの下で進展してきました。今回の事業年度では、小室氏が自身の作曲活動に専念できるよう、様々な戦略を構築し、音楽事業の収益性が顕著に向上しました。この成果を受けて、音楽ビジネスにおける専門的な経営と創作の役割を明確に分けることで、事業の強化を図ることが方針として決まったのです。
異動する役員の詳細
新任取締役として森竹吉春氏が就任することが決定しました。彼の職務は取締役というポジションで、2025年6月24日付けでの就任となります。森竹氏は長年にわたって小室氏と協業し、数々の音楽プロジェクトを手掛けてきました。彼はエンターテインメント業界で広範な経験を持ち、アーティストマネジメントおよび音楽ビジネスに非常に精通しています。具体的には、マルハン北日本カンパニーとのコラボレーションや、「ジゴロック2025」の特別企画のプロデュース、さらにはDMM TVのオリジナルショートドラマのプロデュースになど幅広く関与してきました。
2025年以降の見通し
この役員異動は当社の2025年12月期の連結業績には及ぼす影響は軽微であるとされていますが、中長期的にはエンターテインメント事業の成長に寄与することが見込まれています。音楽業界の経験豊富な森竹氏が加わることで、事業展開の加速が期待されています。
Pavilionsの企業概要
Pavilions株式会社は、小室哲哉氏が全額出資により設立した企業であり、2022年にワイハウが株式の85%を取得して連結子会社となりました。今回の役員異動を通じて、Pavilionsはビジネス活動と作曲活動の分離を図ることで、経営体制の強化を目指しています。これにより、同社の音楽事業の新たな価値創造が期待されます。
小室哲哉氏は引き続きPavilionsの代表取締役として、音楽とエンターテインメントの融合による新たなコンテンツ制作に注力しており、森竹氏の就任によりこれらの取り組みがさらに加速することでしょう。そして、Pavilionsはエンターテインメントビジネスの新しい展望を切り拓くことが期待されているのです。
今後、ワイハウおよびPavilionsがどのような成果をあげ、どのような音楽プロジェクトに取り組むのか、非常に楽しみです。