代々木上原に誕生した「Lei Gallery Tokyo」の魅力
代々木上原エリアに、新しいアートの波が押し寄せています。ライフスタイルブランド「Lei」は、2026年1月に開設した旗艦店「Lei In Praise of Shadows Flagship Store」の一角に新たにアートスペース「Lei Gallery Tokyo」を開設しました。このスペースは、地域のアートと文化を広く発信する場として期待されています。
「Lei Gallery Tokyo」のコンセプト
「Lei Gallery Tokyo」は、これまで培ってきた美意識を基に、工芸家やアーティストの作品を展示・販売するギャラリーとして機能します。特に注目なのは、ブランドが展開しているコレクションの展示だけでなく、様々なクリエイターとのコラボレーションを通じて、国内外の文化を融合し、新しい地平を生み出すことを目指す点です。「心と身体を0というはじまりの座標へ戻す」というテーマのもと、来場者は静かな感覚に気づき、物作りの本質を見つめ直すことができる場となることを目指しています。
初の企画展「室瀬祐漆芸展 山と雲を渡る」
この新しいギャラリーの開設を記念して、6月27日からは漆芸家・室瀬祐氏の初個展「漆芸展 山と雲を渡る」が開催されます。室瀬氏は長い間、漆芸の伝統技法を現代に生かす試みをしてきたアーティストで、彼の作品はその独自の視点が魅力の一つです。この個展では、彼の新たな作品に加え、拭き漆加工を施した展示台なども展示され、空間全体が彼の作り出す陰影に包まれます。
室瀬氏は東京に生まれ、父親である漆芸家・室瀬和美からの影響を受けて育ちました。2023年には茨城県の漆産地に工房を移し、東京との二拠点で活動を続けています。工藝品の作成と同時に、文化交流の場を提供することにも力を入れており、漆の魅力を広める活動を行っています。今回の個展は彼にとって重要な足跡となることでしょう。
開催概要
展覧会名: 室瀬祐漆芸展「山と雲を渡る」
開催期間: 2026年6月27日(土)~7月4日(土)
会場: Lei Gallery Tokyo
営業時間: 11:00~19:00(最終日は17:00まで)
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入場無料(作品は展示販売)
「Lei In Praise of Shadows」の背景
「Lei In Praise of Shadows」は、光と影の美意識をテーマにしたプロダクトを提供し、陰影の中に静謐な時間を見出すための取り組みです。フラッグシップストアとともに、アートの発信を通じて陰翳礼讃の美意識を表現する場として、今後の活動にも期待がかかります。
新しいアートと文化の交差点として、「Lei Gallery Tokyo」は、多くの来場者にとって心に響く体験を提供する場所となることでしょう。ぜひ足を運んでその魅力を感じ取ってください。